『24』を彷彿とさせるハラハラ・ドキドキのサスペンスアクション!
キーファー・サザーランドの新作ドラマ『ラビット・ホール/指名手配のスパイ』が面白い!
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11月14日から動画配信サービスHuluで配信されている『ラビット・ホール/指名手配のスパイ』。本作はキーファー・サザーランド演じる凄腕の産業スパイ、ジョン・ウィアーがとある陰謀に巻き込まれ、殺人事件の容疑者として指名手配されるというサスペンス・アクション。ウィアーは逃亡を続けながら、真実を追い求めていく。
『24 -TWENTY FOUR-』シーズン1(2001年)
キーファーといえば、海外ドラマファンにとっては特別な存在。テロ対策ユニットCTUの捜査官ジャック・バウアー役を演じた『24 -TWENTY FOUR-』(2001年〜2010年)が世界的に大ヒット。シリーズはシーズン8まで続き(その後、続編やスピンオフ作品も製作)、日本でも海外ドラマブームの火付け役となった。シリーズ終了後も、『サバイバー:宿命の大統領』(2016〜2019年)、『ファーストレディ』(2022年)など海外ドラマで活躍。そんな彼の最新作の役柄はジャック・バウアーを連想させるもので、『24 -TWENTY FOUR-』に熱狂した人なら間違いなく楽しめる作品だろう。
今年57歳となるキーファーだが、スマートなスタイルは健在。本作でも銃を構えたり、激走するなどアクションシーンにも数多く挑戦している。謎の女を尋問する場面では、誰もがジャック・バウアーを頭に思い浮かべてしまうだろう。ちなみに、吹き替えはお馴染みの声優・小山力也が務めている。
ジョン・ウィアー(キーファー・サザーランド)…人を欺き、人生を台無しにすること厭わない産業スパイ。大事なものは壁の中に隠す習性あり。あるトラウマを抱えている
物語は、選ばれた企業に国民データへのアクセスを許可する共有データ法案の可否を巡る問題や、ジョンの過去とも絡み合う複雑な展開に。さらに、中盤にはまさかの人物が登場するなど、予測不能な内容となっている。全8話とイッキ見には最適な話数なので、週末の夜にノンストップで視聴してみてはいかがだろう?
Huluプレミア『ラビット・ホール/指名手配のスパイ』配信中
製作総指揮/グレン・フィカーラ、ジョン・レクア 製作総指揮・出演/キーファー・サザーランド 企画・監督・脚本/グレン・フィカーラ、ジョン・レクア 出演/ロブ・ヤン、チャールズ・ダンス、メタ・ゴールディング、エニド・グレアム、ジェイソン・バトラー・ハーナー、ウォルト・クリンク 配信/Hulu
2023年/アメリカ/全8話
顧客のために人や状況を操作し市場に影響を与える産業スパイのジョン・ウィアー。彼の元に、旧友のデータ分析企業CEOマイルズ・ヴァランスから、証拠を捏造する依頼が舞い込む。ウィアーはチームのメンバーたちと連携し、競合企業のCEOと財務省の捜査官エドワード・ホムが結託しているかのように見える写真を撮ることに成功。しかし、その矢先、ホムの殺害容疑でウィアーが突如、指名手配される。さらにオフィスが爆破され、チームは全滅。陰謀に巻き込まれたウィアーは、捜査の網の目をかいくぐりながら一人、真実に近づこうとする……。