【非限定】今度の〈オメガ〉×〈スウォッチ〉は、ムーンに加えて“アースフェイズ”も!?
新作が登場するたびに話題沸騰となる〈オメガ〉×〈スウォッチ〉のコラボ作。2024年11月から“バイオセラミック ムーンスウォッチ ミッション トゥ アースフェイズ”が発売され話題となっている。で、今回のポイントは「限定ではないこと」のほか、“アースフェイズ”なる機構が搭載されていること。アースといえば地球だけど、それっていったいどんなもの?
時計好きはお馴染み、“ムーンフェイズ”は月齢を教えてくれるロマンチックな機構。今回の新作にも搭載されているが、コレ、もちろん地球上から月の満ち欠けを測る場合ということになる。月を見ながら愛を語りたい人(?)がいるかどうかは不明だが、「満月になったら告白しよう」な〜んてことは大いにアリ。是非とも満願成就となってほしいものだ。
おっと、それはさておき肝心の“アースフェイズ”だが、こちらはムーンフェイズとは逆で、月から地球を見た場合にどう見えるかって話。文字盤10時位置にあるのがそれ。ほら、写真を見て。美しい地球が見えるでしょ? で、その芸の細かさったらない。ぐっと寄ると、海、森林、砂漠のコントラストとともに雲まで見える。そして海は紫外線でのみ見える UVインク(ブルーの発光)でコーティングしているなんてのもとっても芸が細かい。芸が細かいといえば“アースフェイズ”の窓の下のちょっと黒くてボコボコした部分もそう。これは月のクレーターをデジタルプリントでわざわざ表現したもの。月から地球を見るという情景にさらにリアリティを持たせようなんて、そんなことを考えること自体、面白いですよね?
ちなみにムーンフェイズとアースフェイズの長さは同じで、29.5日。でも双方のサイクルは逆。つまり地球から“満月”が見えるときには、月からは“新地球”が観測されることになり、地球から“新月”が見えるときには“満地球”が観測されるってわけ。このためアースフェイズは、月とは反対方向の反時計回りに回転。これは、一部の高級時計に搭際されているレトログラード機能を詩情豊かに再解釈したものとなっている。
もちろんこの時計の魅力はこれだけではない。本体はすでに展開している“バイオセラミック ムーンスウォッチ”コレクションのモデルと同様、〈スウォッチ〉が特許を取得したバイオセラミック製。同素材のベゼルには、ブラックのタキメータースケールと印象的なライトグレーのマーカーが付いているのが特徴だ。また、ケースバックに独自のミッションステートメントが刻まれ、文字盤とクラウンには“OMEGA X SWATCH”のロゴ入り。さらにバッテリーカバーには月が描かれ、人類ではじめて月面に降り立ったニール・アームストロングの足跡が刻まれているなど、「これでもか」の力の入れようとなっている。〈オメガ〉の伝統的な“スピードマスター ムーンウォッチ”のストーリーを受け継ぐユニークなこの1本。〈オメガ〉ファン、〈スウォッチ〉ファンのどちらも喜ぶというのは、ツキ並みの言い方⁉️
※バイオセラミック ムーンスウォッチ ミッション トゥー アースフェイズ)」は厳選されたスウォッチストアで購入可能。購入は1人につき、1店舗、1日1本なのでご注意を。
ケース径42㎜、ケース厚13.25㎜、クロノグラフクォーツ、バイオセラミックケース、ベルクロストラップ、3気圧防水。4万7300円(スウォッチ/スウォッチコール)
●スウォッチ コール
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