Ryan Reynolds
モダンな着こなしがお得意の俳優のライアン。この日もお気に入りのネイビーのパンツに味な墨黒Tシャツを合わせて絶妙なコントラストを作り、ベージュのシャツジャケットで軽快さを見せるという、3色使いコーデを披露。この色違いがチグハグにならず上手にまとまって見えるのは、どれもがシックカラーなうえにオーセンティックだからだ。これによって、落ち着き感がぐっと出る。さらに彼が上手いのが、シルエット作り。テイパードの効いたパンツにショート丈のTシャツ&ブルゾンで男らしい逆三角形を形成。しかも、カラダにジャストフィットしているから、清潔感を感じる。これは、マネできそう⁉
Ben Affleck
俳優ベン・アフレックのワンマイル姿をキャッチ。黒デニムと黒パーカに、グレーのTシャツをインして、スリムに見えるモノトーンコーデを披露。で、気になるのはやっぱりTシャツの稲妻ロゴですよね。はい、ご存知のとおりコチラは、『Safari』お馴染みのサーフブランド〈ライトニングボルト〉。ベンも愛用しているのだ。モノトーンコーデの中でいいアクセントになっているのは言うまでもない。さらに、彼が洒落ているのは足元。スニーカーには白か黒を選びそうだが、そこをあえてポップな“エアマックス”をチョイス。ダークなコーデにこのカラフルさは、洒落感増しにはかなり効果的だ。やはりベンにお洒落の手抜きはなし。
Orlando Bloom
最近のオーリーは、とにかくこのオリーブカラーの楽ちんパンツがお気に入り。ゆったりしたフォルムに裾ゴム仕様のイージーな作りなだけに、普通ならスウェットシャツなんかのラフなトップを合わせたくなるところ、オーリーは違う。合わせたのはブラウンのスウェードジャケットだ。これで一気にワンマイル風イージーパンツが都会派コーデに格上げ。色に関しては、一見コントラストが強い!? とも見えるが、イマドキのアースカラー合わせなので、実は茶とカーキは難なく馴染むのも知っておくと便利。また、ネックストラップでスマートフォンを下げているのもイマドキスタイルで、やはりお洒落を知っている!
Bradley Cooper
最近のブラッドリーのお気に入りは、このサイドにイエローのラインが入った楽ちんスウェットパンツ。この日はそこに、上品ネイビーのピーコートを羽織るという、洒落た大人カジュアルで登場。といっても、こういった“上品×ラフ”的な組み合わせを楽しむセレブは多いわけで。その中でも彼が突出して洒落ているといえるのは、実はインにパーカを着ているということ。これによってピーコートの上品さを上手にカジュアルダウン。スウェットパンツへのいい橋渡し役となっている。しかも、パーカのボリューム感を生かして、ピーコートの太めのラペルを立て、ほかとは違ったこなれ感を作っているのも見逃せないテク。雑に見えて、かっこよく見えるように計算されたこの着こなし。さすがブラッドリーです。
Kit Harington
イギリスの俳優キット・ハリントンの愛犬との散歩姿をキャッチ。濃紺チノパンに黒のセーター、黒のブルゾンと全体をダークトーンでまとめて登場。散歩コーデにしてはかなり上品。ということからも、彼はかなりのお洒落好き。コーデのポイントは、うまい具合にこなれたアクセントになっているグレーのマフラー。ダークコーデに1点、こういった淡色モノトーンを差しこむだけで、全体が平坦にならずに立体感が出てくるという好例だ。あとは、襟を立てたり、パンツの裾をロールアップしてみたりと、細かいところでニュアンス出しに手を抜いてないのが、お洒落といわれる理由かも。これがあるとないとでは、着こなしに完成形が全く変わってくるからお手本にしたい!