【まとめ】ドミニク・クーパーのお洒落コーデ12
これまで『Safari Online』で紹介してきたドミニク・クーパーのお洒落な着こなしをまとめてお届け。コーデの参考にしてみて!
Dominic Cooper
[ドミニク・クーパー]
濃紺のシャツタイプのブルゾン、インナーにはネイビーのニットを合わせたドミニク。ボトムはグレーのデニムパンツといたってシンプルで都会的な着こなし。でもレースアップのブーツをチラ見せするため、パンツの裾をロールアップしている。ラギッドな着こなしだけど、この裾ロールアップテクで一気に軽快さが増しているし、キャラ出しにもひと役買っている。
スナップボタンのついたブルゾンをインナーに仕込み、ネイビーのIラインでまとめたドミニク。ボトムの裾をソックス・インするなどおしゃれテクを披露しているが、目に留まるのは個性的な柄アウター。なかなか着こなすのが難しい柄物も色味を拾ってグラデーションさせれば、怖くない。これなら見た目も調和しやすいし、スタイリングもしやすい。これはすぐにでも真似できるお洒落テク!
カーデのブルー、Tシャツのホワイト、スニーカーのレッドと誰もが知っているトリコロール配色でコーデしたドミニク。コーデの色って誰もが知っている配色でまとめると、上手にまとまるよっていう好例。そこにブランドアイテムを持ってくると個性が演出される。ドミニクはカーデに〈ルイ・ヴィトン〉のモノグラム柄カーデをチョイス。これだけで格上感が出てくるでしょ? e-バイク仕様にソックスインしたパンツの足元も結構アクセントになっておしゃれ!
“お気に入りのダウンジャケット選ぶなら迷わずハイスペックなものを選ぶべし”。底冷えするシーズンのアウターにドミニクが選んだのは右肩口にシロクマのワッペンが付いた〈カナダグース〉のPBIコレクション。極寒地のワークウエアだから、間違いのないチョイス。インナーはブラックのカジュアルなスウェット上下、そこに最近のお気に入りなのかソックスインの着こなしテクを披露している。こだわりがすぎるモノ選びやテクが、オシャレに見える要因になっているのかも!
ロンドンで友人と食事を楽しんでいるのは、俳優ドミニク・クーパー。ブルートーン合わせが実に大人な印象。トレンチっぽいブルゾンを羽織りつつ、インナーは黒シャツで深みを出している。このあたりのバランス感覚は、さすが。パンツ丈も絶妙で、そこから見える素肌とスリッポンが軽やかさを演出している。この“抜かす”テクニックは、暑〜いサマーシーズンには参考となるはず。サングラスを頭に乗せるなど、小ワザを効かせているのもお洒落で、好印象。
彼が履いているのは〈ニューバランス〉の574。メリハリある色使いの574とはいえ、全体に違和感なくハマっているうえにその個性が十分生かされていると思いませんか? そう見える理由は、ドミニクの巧みな着こなしにあり。よ~く見て。彼の着こなしは、フェード感のある黒シャツに赤ボーダーが入ったライトブルーのショーツ。おまけに腰元からは赤いベルトがチラリ。そしてソックスはホワイト……。そう、お洒落上手な彼は、実はスニーカーのカラーリングと近しい色だけで服をチョイス。さりげない工夫で全体を上手くまとめあげているってワケ。
白Tにコートを羽織ったスタイルでデートを楽しむ俳優のドミニク。全体をシックなトーンでまとめつつ、白の面積を大きめにしてヌケ感を演出した着こなしだ。で、足元には履きこんだ風合いのサイドゴアブーツ。白Tが十分なハズしになっているから、足元は少しカッチリしている方が好バランス。これがスニーカーではカジュアルになりすぎていたかも!?
大人カジュアルのお手本といった感じで、〈モンクレール〉のネイビーダウンがとにかくかっこよく見えませんか? その秘密はやっぱり巧みな色合わせ。ネイビーのダウンはソックスのラインとさりげにリンク。ダウンにあしらったブラックも褪せ黒パンツとリンクさせているといった徹底ぶりだ。また、そんな中で注目したいのが足元。ここ数年セレブの間で流行している、パンツをソックスにインするテクニックをここで披露。これが裾から覗いた白Tと相まって(実はここでも白をリンク!)、こなれ感出しにかなり効いている。ちなみに若手のお洒落セレブは、スウェットパンツをソックスインしてストリート感を強調することが多いけど、彼はテイパードの効いた細身の褪せ黒パンツでアレンジ。今どきのストリートスタイルを大人仕様にしているのはさすが。ほかにも、手袋にピンクを選んで小粋なアクセントをつけるなど、見せ場作りに余念がない。
黒のシャツに黒デニムで真っ黒なIラインを作ったドミニク。普通であれば、黒の精悍さを生かして、黒ダウンなんかを羽織ってしまうところ、彼はあざやかなブルーのダウンをチョイス。黒にブルーが映えて、冬のコーデに爽やかな印象も作り出していて新鮮だ。ちなみに、選んだダウンジャケットは〈カナダグース〉。ということは……、ニットキャップ&シューレースの赤は、もしかして〈カナダグース〉のロゴとリンクさせている!? っなわけないか!
この日も、ブラック、ブルー、レッドの色あざやかなコーデだ。一見、色使いすぎじゃ? と思うかもしれないが、ちょっと足元を見てみて。履いているのは〈ニューバランス〉のスニーカーなんだけど、そこには、ブルー、レッドのカラーが使われているのがわかるはず。なるほど、足元のカラーに合わせてコーデを作っているというわけだ。おかげで全体がまとまって見えるのも納得。これは上級者のテクだけど、トライしてみる価値あり!
彼のライン入りブルゾン着こなしがかっこいいのは、なんといってもスポーティさと爽やかさを上手に演出しているところ。濃紺のブルゾンに黒のテイパードデニム、そこに白を効かせただけでも十分かっこいいはず。ところが、ブルゾンに白ラインがあることでスポーティさがグ~ンとアップ。白のアクセントカラーだって、やたらと爽やかに見えてくるから不思議だ。
そして、驚くべきは翌日の写真。よっぽどこのライン入りブルゾンが気に入っているのか、この日も黒パンツ合わせで登場。前日とは一転、インはシックなネイビーポロにチェンジ。ダークトーンの中でブルゾンのラインを際立たせる作戦に出た。お気づきのとおり、この日はスニーカーもマルチカラーのものに履き替え。ブルゾンのラインとスニーカーのストライプをリンクさせたのは彼の遊び心。いかにもお洒落を楽しんでいる感じがして、なんだか好感が持てません?