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2023.12.25


サイズ感以上の実用性が魅力の遊べるSUV! 〈フォルクスワーゲン〉Tクロス

輸入SUV市場において、圧倒的な人気を維持するクルマをご存知? それが〈フォルクスワーゲン〉Tクロス。パッケージの完成度の高さ、走りのクオリティ。体感すれば虜になること間違いなし!

サイズ感以上の実用性が魅力の遊べるSUV! 〈フォルクスワーゲン〉Tクロス売れているものには理由がある、と思う。最近それを感じたのはゴルフクラブ。そもそもへそ曲がりの性格からマイナーなブランドや“地クラブ”と呼ばれるマニアックなギアを積極的に選んでいた。ほかの人とカブりたくないし、自分だけ知っているみたいな優越感をもちたかったからだ。

ところが、初心に戻っていろいろと試打してわかった。もしかして「売れているクラブはいいクラブ」なのではと。たしかにそうだ。大手メーカーは多額の開発費と時間をかけてクラブを設計・製造している。でもってその性能が優れているからマーケットの支持を集めているのだ。

なにがいいたいかというと、今回キャッチアップする〈フォルクスワーゲン〉Tクロスはまさにそれに値する。’20年1月に日本で発売すると、その年の年間登録台数は8930台と輸入車としては大ヒットを記録。翌’21年、’22年も好調を継続。一躍〈フォルクスワーゲン〉の人気モデルとなった。

理由はいろいろある。たとえば使い勝手のいいサイズ。ハッチバックのポロと共有するプラットフォームを採用したサイズは全長4115×全幅1760×全高1580㎜。東京の住宅地でも郊外の畦道でも走りやすい寸法となる。しかも、ポロよりも目線が高いぶん視界が広いというメリットがある。価格も武器だ。スタートプライスが321万7000円(TSIアクティブ)は輸入車としてはロープライス。〈フォルクスワーゲン〉のブランド価値からしても魅力的。

ゴルフを代表とするこのブランドの日本での人気は高い。輸入車初心者も輸入車通も納得だ。それに機関やらパフォーマンスに対する信頼性も高い。日本の輸入車マーケットにおけるドイツ車の占める割合はダントツだからね。その面でのハードルもTクロスは低いといえるだろう。

サイズ感以上の実用性が魅力の遊べるSUV! 〈フォルクスワーゲン〉Tクロスサイズや価格もそうだが、デザインもまた秀逸に仕上がっている。全体的なまとまり感はまさに今どきのSUVで、洗練されながらもワイルドな雰囲気を同居させる。前後バンパーの意匠やそこから繋がるフェンダー、それとルーフレールが武骨なイメージをもたせるポイントだ。大きなグリルもそう。こちらも武骨さをアピールしながら遠くからでも〈フォルクスワーゲン〉であることを認識させる。

国産SUVを含め最近のトレンドはまさにこんな感じ。クロスオーバー系は都会的でクーペライクなデザインをまとうが、こうしたちょっとワイルドなSUVもまた増えている。それだけSUVの新モデルが増えたことで、細分化がはじまったのだろう。我々ユーザーサイドからすれば選択肢の幅が増えるのは実にありがたい。

パワートレインは、1ℓ直3ターボのガソリンエンジンで、最高出力は116psを発揮する。つまり、このエンジンはゴルフにも積まれるユニット。実績のある信頼性の高いものとなる。

さらにいえば、「これで1ℓ?」というくらい頼もしい。1270㎏という軽い車両重量が関係しているのだろうか、排気量以上の力強さを感じさせてくれる。結果、走りは軽快で楽しいのだ。

その他ではデジタルメータークラスターに代表されるようにインターフェイスは最新だし、運転支援システムや快適装備は上級モデル同等に近い。きっとそのへんも購買条件に挙げられるだろう。売れているクルマにはそんな要素がたくさん存在する。

 大人が欲しくなる理由! 
クラスを超えた最新テクノロジー


サイズ感以上の実用性が魅力の遊べるSUV! 〈フォルクスワーゲン〉Tクロスインターフェイスは最新のシステムが搭載される。よってメータークラスターは全面デジタル。速度計と回転計を映すだけでなく、ほぼ全面にナビゲーション画面を出すことも可能だ。センターには車両を総合的に管理するインフォテイメントシステムが装備される。タッチ式でスマホのように扱えるのが◎。

スポーティな走りを予感させるレバー


サイズ感以上の実用性が魅力の遊べるSUV! 〈フォルクスワーゲン〉Tクロス1ℓエンジンに組み合わされるのは自慢の7速DSG。いわゆるデュアルクラッチ機構で、変速の速度がなめらかで速いのが特徴。切れめのないスポーティな走りが楽しめるアイテムだ。最近こういったシフトレバーを持たないクルマが増えているが、このほうが扱いやすい。エンジンスターターはその横。

実用性の高さは彼らの真骨頂


サイズ感以上の実用性が魅力の遊べるSUV! 〈フォルクスワーゲン〉Tクロス外からの見た目以上に広くつくられているラゲッジルーム。ある意味このへんはVWの真骨頂だ。パッケージングが優れていることを物語っている。リヤシートは60:40の分割可倒式。すべて倒せばかなりのスペースが広がる。ゲートを開いた開口部に出っ張りがないのも素晴らしい。フロア下にも収納がある。

ライトユニットまでも多機能


サイズ感以上の実用性が魅力の遊べるSUV! 〈フォルクスワーゲン〉TクロスLEDヘッドライトユニットはボディサイドまで回り込んだデザインが特徴となる。機能面ではハイビームアシスト機能を搭載。夜間は自動的に遠くまで照らすと同時に、対向車が眩しくならないよう防眩効果も果たす。バンパーに埋め込まれるのはフォグランプ。オートハイトコントロールも標準装備する。

SPECIFICATIONS
フォルクスワーゲン Tクロス(TSIスタイル)
●全長×全幅×全高:4115×1760×1580㎜
●ホイールベース:2550㎜
●車両重量:1270㎏
●エンジン:直列3気筒DOHCインタークーラー付きターボ
●総排気量:999㏄
●最高出力:85kW(116PS)/5000-5500rpm
●最大トルク:200Nm(20.4kgm)/2000-3500rpm
●駆動方式:前輪駆動
●トランスミッション:7速AT
●乗車定員:5名
●価格:350万7000円~

 
Information

●フォルクスワーゲン カスタマーセンター
TEL:0120-993-199
URL:https://www.volkswagen.co.jp/ja/models/t-cross.html

雑誌『Safari』2月号 P206~207掲載

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文=九島事務所 text : Kushima Office

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