〈ビー・エム・ダブリュー〉X2
世界中で大流行旋風を巻き起こしているSUV。だけど、そのトレンドが徐々にコンパクトなほうに移行していることにお気づきだろうか?
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今面白いのはコンパクトなSUV!
東京ならずとも、パリだってロンドンだって、大都市ならば人口過密は大問題。よって、どこの国でも駐車場は争奪戦だ。たとえばそれは、広大なアメリカだって例に漏れず。LAあたりのど真ん中じゃパーキングスペースの順番待ち、な~んてことが起こっちゃうんだから、豊富な資金力を誇る人や有名セレブでもなければ、都市生活者がなるべく小さなクルマを求めるのは自然の流れなのかも。
そんなわけで各メーカーが異様に力を入れているコンパクトSUV。そんな中、あの〈ビー・エム・ダブリュー〉からも魅力的すぎるクルマが登場した。それが全くの新型モデルになる、X2だ。
写真はX2 M sport
デザインは一気に精悍に!
コレがかなりヤンチャなルックスで、なんともナマイキかっこいい。しかも、そのボディサイズに注目してほしい。全長4360mm×全幅1824mm×全高1526mm。そう、日本の立体駐車場にも入ってしまう絶妙なサイズに万歳!
しかし、小さいからといってチープかといえば、とんでもない! むしろデザインに関しては新しい意匠が数多く取り入れられ、イバリ感は十二分だ。ワイド&ローを強調し、一見コンパクトさを感じさせない佇まいは、さすが〈ビー・エム・ダブリュー〉の世界観といったところ。
そんな〈ビー・エム・ダブリュー〉らしさを継承しつつも、お馴染みのアイコンであるキドニーグリル含め、グリルまわりのデザインが一新。ライト周辺などにも独自のキャラクターが与えられて、従来の〈ビー・エム・ダブリュー〉のSUVとは一味違った、フレッシュなルックスを手に入れている。
さらに走りを磨いた“M Sport X”も!
そして! 特に注目したいのはこのX2専用に、“M Sport X”という新グレードが登場したこと! エクストリームスポーツからインスピレーションを得たというこのグレードは、エクステリアでいえば専用エアロパーツやサードスカート、フェンダーなどなど、通常なら黒い樹脂モールドが使用されるべき場所にアイスグレーのソレがあしらわれるというもの。
また、専用開発されたファブリックを使用した内装が用意されるのも魅力。しかもこの内装が〈ビー・エム・ダブリュー〉らしくないほどにポップ&キュート。だけど高級感はきっちりキープしている。といえば俄然、気になるでしょ!?
〈ビー・エム・ダブリュー〉のインテリアといえば硬質で素っ気ないほどにシンプルな印象が強いが、“M Sport X”は違う。
先述の通り、新開発したファブリックは六角形をモチーフにし、メンテナンス性とデザインを両立させた、その名も“マイクロ・ヘキサゴン・ファブリック”。それにアルカンターラを組み合わせたコンビ素材のシートが用意されるのだけど、ステッチにアイコニックなイエローが使われているのだ。
この黄色はフロアマットにも使われていて、その差し色の分量がなかなかにスパイシー。少年っぽさすら漂わせるから、ずっとフレッシュな気分でドライブできそうだ。
エンジンは2種類がラインナップ!
エンジンは2種類が用意される。エントリーグレードにあたるFFの1,5ℓ3気筒エンジン“18i”と、AWDの2ℓ4気筒エンジン“20i”なのだけど、読者にはダンゼン後者の“20i”をオススメ! という理由はこのエンジン、実は上級クラスのSUV、“X3”と同じエンジンなのだ。よってとにかくパワフルで元気一杯! X2のアグレッシブなキャラクターにドンズバでマッチするから!
●BMWカスタマー・インタラクション・センター
TEL:0120-269-437