ラグジュアリー感が増した!? 〈メルセデス・ベンツ〉新型Vクラス
この夏は〈メルセデス・ベンツ〉、特に本国からニュースが続く。実は先日、同社のミニバンVクラスのマイナーチェンジの発表があったのだ。本国とオンラインで繋げられた取材会に参加が叶ったので、いち早くシェアしよう。
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ご存知の方も多いと思うが、日本ではプライス的にもかなりラグジュアリーなセグメントに入るVクラス。欧州ではリアルに働くクルマ、つまり商用バンとして支持の高いモデルでもある。リアウィンドウが外板で覆われたVito(日本未導入)もVクラス販売の大きなボリュームを占める。
※写真はVito
※写真はeVito
※写真はEQV
※写真はMarco Polo
欧州のトレンド(とあえて言うけど)である電動化の例にもれず、このVクラスにもBEVが用意されていて、通常のVクラスではEQV、そしてVitoにはe-Vitoが存在するのだけれど、このe-Vitoこそ、欧州商用バンとして一番売れているのだそうだ。そんな中、2026年以降はさらなる電動化に向け、スケーラブルなモジュール式の電動化バン用アーキテクチャに置き換わるのだという。ということで、現行アーキテクチャではこれが最後(?)なマイナーチェンジモデル、文字どおりフェイスリフトを中心にリファインされた新型Vクラスをご紹介したい。
まずはラジエターグリルが新しいデザインに。そしてバンパーもより力強さを感じさせる形状になった。また、このグリルにはグレードに応じてLEDのライトバンドが施される。
リアではバンパーとライトが新デザインに変わっている。このライトが暗いトーンに変わっているので、より内部の光源のユニットが美しく見えるという効果もあるのだとか。17インチから19インチまで用意されたアルミホイールも、空力を考慮した新デザインになった。
また、インテリアもよりデジタルコンシャスに生まれ変わっている。Vクラスではじめてとなる12.3インチワイドスクリーンが用意されるほか、オプションでスマホのワイヤレス充電に対応する。また、エアコンの送風口のデザインも新しいものに。
ADASも最新世代にブラッシュアップ。運転支援パッケージではさらにアダプティブ・クルーズ・コントロールが進化して、より利便性が高まったようだ。
取材の結果、インフォテイメントシステムに関して、日本導入モデルにどこまで対応されるかはまだ未定というけれど、新しいデザインはVクラスのラグジュアリーなキャラクターをさらに強めるもの。是非到着を待ちたい。
●メルセデスコール
TEL:0120-190-610
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