よりスポーティに生まれ変わった5代目〈プリウス〉のハイブリッドカー!
クルマ然り、映画の主人公然り。ファンの心を掴んだものの“世継ぎ”となると、期待値は高くなるもの。そこへいくと5代目の〈プリウス〉は、期待を上回るような新しい魅力が満載のようだ。
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PRIUS
世界の映画好きが気になって仕方がないトピックのひとつが、『007』シリーズの7代目ジェームズ・ボンドを誰が演じるのかということ。6代目を演じたダニエル・クレイグの後継者ということになるが、これがなかなか決まらないのだ。一説によれば、10年間はボンド役を演じられる俳優が求められているらしく、30代になる可能性があるとのこと。そのためファンの間では、有力候補と噂されたトム・ハーディではなく、スーパーマン俳優のヘンリー・カヴィルが年齢的にも本命かも!?といった予想合戦で盛り上がっているよう。
いずれにせよ、ボンド役探しがひと筋縄ではいかないのは過去を見ても明らか。6代目のダニエルも5代目のピアース・ブロスナンとのギャップが強すぎたのか、当初はイメージが合わないということでプチ炎上状態になったよう。それでも蓋を開ければ、ダニエルは新しいボンド像を作ったことが高く評価され、興行成績も歴代ナンバーワンだ。
そんな気になる次期ボンド役はさておき、約7年ぶりのフルモデルチェンジを果たした5代目〈プリウス〉は、新しいプリウス像を生み出したことで話題が持ちきりだ。その外観は、〈プリウス〉らしいモノフォルムシルエットを継承しながら低重心化を実現し、19インチ大径タイヤを採用。ハンマーヘッド型LEDフロントライトや、一文字のリヤコンビランプで先進性を引き立て、よりスポーティなイメージを打ち出している。
また、従来型を大幅に上回る静粛性を実現し、2.0ℓプラグインハイブリッドシステムは従来と同等の低燃費を維持しつつシステム最高出力を向上。0~100㎞/hを6.7秒という鋭い加速で、スポーティに生まれ変わった新型〈プリウス〉にふさわしいキビキビとした走りを楽しめる。7代目ボンド役が決定する前に、その新しい魅力を体験する価値はおおいにありそうだ。
パワートレインは、1.8ℓと2ℓのハイブリッド車に加え、2ℓのPHEV車(2023年3月発売予定)を用意。低重心かつスタイリッシュなプロポーションに生まれ変わったボディで、“ひと目惚れするデザイン”と“普遍的な美しさ”を表現した。写真は、2ℓのZグレード。320万円~(プリウス/トヨタ自動車お客様相談センター)
●トヨタ自動車お客様相談センター
TEL:0800-700-7700
雑誌『Safari』3月号 P212掲載
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photo : Mika Miyamoto text : Takumi Endo