時計の魅力は、わずか40mmほどのケースの中に、歯車など緻密なパーツが100個以上収められているところ。そんな小宇宙と形容されるほど複雑な機構を表から眺められるのが、オープンワークのモデル。今回紹介したい〈ウブロ〉のビッグ・バン インテグラル タイムオンリー チタニウムも、そんな魅力を備えた1本。ご覧のように、文字盤は各パーツの精緻な動きがわかるスケルトン仕様。縁には日付表示のサークルが配置され、なんともメカっぽい雰囲気。繊細な見た目だけに、手元に置くのを躊躇してしまいそうだが、ボディは堅牢なチタン製なのでご安心を!
〈ウブロ〉の新作は、ビッグ・バン インテグラル タイムオンリー チタニウム。ビッグ・バン インテグラルといえばケース径42mmで発表されたが、こちらはコレクション初となる40mmにサイズダウン。さらにスリムになったことで、つけ心地がグンとアップしている。
ケースはブレスレット統合型で、素材にはチタンを採用。サテン仕上げとポリッシュ仕上げで丁寧に磨き分けることで、高級感のある表情を生み出している。ボディ全体がシルバーカラーを纏っているのも、チタンの持つ硬質なイメージを際立たせ、メカっぽい雰囲気をいっそう後押ししている。ベゼルにはブランドの特徴でもある6つのH型ビスを配置。
インデックスや日付表示サークルなど各パーツをシルバーにすることで統一感を出しつつ、周囲をブラックにすることで引き締め効果も発揮。機能性だけでなく、見た目のお洒落さも計算しているあたりはさすが。6時位置には日付表示を、針には〈ウブロ〉のロゴである“H”の形状をしたカウンターウェイトを備える。
搭載しているのは“MHUB1710” 自動巻きムーブメント。パワーリザーブは約50時間と、ボディ同様タフな仕様となっている。
4月発売予定。ケース径40mm、自動巻き、チタンケース&ブレス、100m防水。予価207万9000円(ウブロ/LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン ウブロ)
3連のブレスレットは前述のようにケースとの統合型。そのため手元でのフィット感が抜群。40mmになったことで、さらに快適なつけ心地が楽しめるようになった。また、それぞれのリンクにポリッシュ仕上げ、サテン仕上げと面取りが施され、異なった光の輝きが味わえるよう工夫されている。
こちらの1本は4月に発売予定。この時季なら黒のレザージャケットなどが活躍する頃。その袖口にシルバーのタイムピースがあると、洗練さがプラスされて実にお洒落。オープンワークというのも知的さを加味してくれるので、大人にはうってつけですよ!
●LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン ウブロ
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