〈ショパール〉の限定クロノは
大人が惹かれるグレー文字盤!
落ち着いた雰囲気が演出できるモノトーンは、人気のカラーリング。黒と白でお好みは別れるところだが、もうひとつ忘れていません? そう、グレーカラー。上品で清潔感があるから、なによりセンスよく見られるのがこのカラー。それは時計でも同じこと。で、紹介したいのが〈ショパール〉のミッレ ミリア 2021 レース エディション。ご覧のようにシルバーのボディとグレーカラーの文字盤が実にエレガントで、お洒落。クロノグラフのスポーティさを備えながらも、くだけ過ぎないのはグレーを纏っているから。さらに世界限定1000本という希少価値があるのも、惹かれるところだろう。
©Adam Fussell
〈ショパール〉の新作は、ミッレ ミリア 2021 レース エディション。ミッレ ミリアはイタリアを舞台にしたクラシックカーレースの名称。ブレシアとローマを往復するラリーで、“世界で最も美しいレース”といわれている。〈ショパール〉はそのオフィシャルスポンサーを34年にわたり担当。コラボモデルを発表している。
今年のレースは、6月16日〜19日の4日間にわたり開催。ブレシアのヴェネツィア通りをスタートし、全行程1000マイルを341台のレースカーが走破した ©Chopard
で、そんなコラボ時計の特徴は、上品さが際立つ見た目。ケースは、ステンレススチール製。サテン仕上げを施していて高級感たっぷり。ベゼルには、ポリッシュ仕上げを施したブラックセラミックのタキメーターがあしらわれている。あらゆる手首にフィットさせるため、ラグは短めに工夫しているのだとか。
文字盤はグレーでカラーリング。そこに円を描くようなライン、サーキュラーサテン仕上げが施されている。これは職人の手作業だ。しかも、円が9時位置にあるスモールセコンドを中心として広がっているのが、なんともユニーク。中央に秒表示、12時位置に30分積算計、6時位置に時間積算計を配置している。
3時位置には、1000 Migliaの文字が象られた“レッドアロー”と、それが指しているセミインスタント式日付表示をセット。日付表示にはルーペが備わっているので、読み取りも楽々。針とインデックスにはスーパールミノバを塗布し、暗闇での視認性も確保。日常使いにも対応した仕様となっている。
ケースバックはねじどめ式。チェッカーフラッグが描かれている中央にロゴをあしらい、周囲には“Brescia > Roma > Brescia”とレースの行程をエングレーブ。もちろんシリアルナンバーも刻印されている。COSC認定クロノメーターのムーブメントを搭載し、48時間のパワーリザーブを誇るなど精度も抜群。これは申し分ない!
世界限定1000本。ケース径44mm、自動巻き、SSケース、カーフ&ラバーライニングストラップ、100m防水。95万7000円(ショパール/ショパール ジャパン プレス)
ストラップは、パンチングが施されたカーフスキンのレザー製。カーレース用グローブを想起させるクラシックなデザインとなっている。さらにライニングがレザー製で、これは1960年代のダンロップのレーシングカータイヤからインスパイアされたものだ。
グレーカラーがエレガントな印象を演出する〈ショパール〉の限定クロノ。白Tにグレーパンツといったコーデに合わせれば、色がリンクしているためグッとお洒落に仕上がるはず。着こなしの幅を広げるためにも1本いかが?
●ショパール ジャパン プレス
TEL:03-5524-8922
URL:www.chopard.jp