5代目ジェームズ・ボンドの
気品たっぷりな愛用時計とは!?
4月10日(金)に公開される『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』。そこで主人公ジェームズ・ボンドを演じるのはダニエル・クレイグ。では、その前は誰が演じていたのかというと、こちらのピアース・ブロスナンだ。5代目ボンドとして4作品に出演。スマートな見た目ながら、ド派手なアクションにも果敢に挑戦し、新たなボンド像を作り上げた。そんなブロスナンも現在66歳。近年では存在感のある脇役として活躍している。先日には第77回ゴールデングローブ賞でそのお姿を披露。カーネル・サンダース風の髭も気になるけれど、なによりも目を奪われたのが手元の時計。なんとも気品あふれる角顔だけど、これは、一体どこの?
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PIERCE BROSNAN[ピアース・ブロスナン]
こちらの正体は、2008年に発表された〈ジラール・ペルゴ〉“ヴィンテージ 1945 パワーリザーブ”。ブランドのフラッグシップモデルだけに、貫禄十分な姿が惹かれるモデルだ。その特徴は、なんといってもエレガントな角型フェイスだろう。
ケースは、縦長で手首にフィットするようカーブ形状になっているカーベックス・ケース。サイズは33×33mmと小ぶりで、素材には18Kイエローゴールドを採用している。う〜ん、なんとも優美で、ラグジュアリーな見た目。ブラウンの渋〜いアリゲーターストラップとの相性も抜群で、ブロスナンのような大人にこそぴったりな1本だろう。
さらに注目したいのがダイヤル。1時位置に日付表示、5時位置にパワーリザーブ、9時位置にサブダイヤルを配置している。“ヴェンテージ 1945”のシリーズの特徴である、レールウェイ目盛りもクラシックな雰囲気を醸していて、実にお洒落。
ゴールデングローブ賞のような晴れの舞台に着用するには、まさにうってつけなタイムピース。けれども、残念ながら現在は廃盤となっていて入手困難。これは、ブロスナンが手放すのを待つしかない!?
ケースサイズ32×32mm、自動巻き、18Kイエローゴールドケース、アリゲーターストラップ、日常生活防水。廃盤(ジラール・ペルゴ/ソーウインドジャパン)
ただし、似たような角型ケースではどうかといえば望みはある。たとえば、新作モデルの“ヴィンテージ 1945 XXL ラージデイト ムーンフェイズ”ならば入手可能だ。こちらはケースにピンクゴールドを採用していて、グンと色気が増しているのが特徴。6時位置には、贅沢にも複雑機構のひとつムーンフェイズが配されている。
カーベックスケースに、レールウェイ目盛りとシリーズらしさも忘れていないのも嬉しい。ブロスナン着用モデルと比べて遜色ないどころか、さらに魅力を増した1本と言っていいだろう。
ケースサイズ36.10×35.25mm、自動巻き、ピンクゴールドケース、アリゲーターストラップ、30m防水。339万円(ジラール・ペルゴ/ソーウインドジャパン)
サムズアップしているブロスナンの姿を見れば、手首のフィット感はおわかりのとおり。新作モデルでも、そのつけ心地は同様に楽しめるはず。新年度を迎えるこれからの季節、ジャケットを羽織る機会も多くなると思うので、頼れる相棒として是非いかが!?
●ソーウインドジャパン
TEL:03-5211-1791