ロンT姿もお洒落に変わる
オーランド・ブルームの‟ベスト”活用術!
暑くてTイチで十分という日もあれば、梅雨時期だと肌寒いときもあったりする。だから、今の時期は特に外出前に服をどうするか悩む人も多いだろう。そんなとき、是非とも活用したいのが“ベスト”。脱ぎ着しやすくお手軽なのはもちろん、カジュアルなベストであれば、見た目にもアクティブな印象が増すのもいいところ。そして、そんなベストの着こなしが上手いのが俳優オーランド・ブルームだ。
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彼がベストを着ている姿はよく見かけられる。過去に『Safari Online』でも〈モンクレール〉のダウンベストの着こなしは紹介した。冬場はインナーダウンとしてベストを活用していることも多いが、このくらいの季節だと、断然ロンTと合わせる着こなしが多いみたい。ロンTも腕まくり次第で温度調整しやすいし、この合わせはこの時季うってつけといえる。では、さっそくオーリーのこなれ感たっぷりなベスト姿を見てみよう。
Style01
スポーティな印象を強めたアメカジコーデ!
袖リブにロゴがプリントされたロンTに、ボトムは褪せ黒デニムを合わせた着こなし。ロンTはTシャツに比べて袖があるぶん、のっぺりとした印象にもなりかねない。だが、これにベストを羽織るだけで、たちまちメリハリのある印象に早変わり。さらに、ロンTのロゴと相まってスポーティな印象が強まりつつ、明るい水色ゆえに爽やかさもある。ちなみに、手前の後ろを向いた女性はケイティ・ペリーなのだが、ひょっとしたら彼女とカラートーンをリンクさせているのかも!?
Style02
品ありベストをダークトーンで纏めて都会的!
こちらはコーデュロイとスウェード調の異素材合わせをした中綿ダウンと思われるベスト。こういった手のベストはカジュアルなシーンに着ていくことが多いかもしれないが、落ち着いた色合いと上品な素材を使用したものだと、ご覧のとおり洗練された印象に。前のコーデと同様、ラフなロンTと黒デニムに合わせているのに、グッと都会的。個性的なハットなどの効果もあるが、やはりその上品なベストが印象を決定づけている。やはりベストの実力は侮れない!
というわけで、オーランド・ブルームのように、違うタイプのベストを持っておくと印象を簡単に変えられていいのかも。温度調節を考えても実用的だし、ベストを活用しない手はないのでは!? たとえば、こういった個性派ベストなら、即マンネリ打破にもなるはず!
[アーバー]
ARBOR
各1万9500円(以上アーバー/アウターリミッツ)
“都会派アウトドア”な雰囲気が今っぽさを演出
コットン素材のベスト。一見シンプルながら、ダブルファスナーやパッチポケット、サイドのスリット、ネックリブとディテールにはこだわりたっぷり。コンパクトなシルエットでスタイリッシュな印象だから、コーデもしやすい。
[カシヤージュ]
CASHYAGE
各15万円(以上カシヤージュ/トランス・ファー)
素材からディテールまでこだわりたっぷり!
ざっくりとしたローゲージで編み立てられた手編みベスト。糸にカシミヤを使っているので肌触りは良好。編み地の切り替えにネオンカラーを配色し、個性的な仕上がりに。アクセントになったファスナーはイタリアのラッカーニ社のモノを採用している。
[フィルメランジェ]
FILMELANGE
各4万円(以上フィルメランジェ)
多色の糸が絶妙なコントラストを表現!
柔軟性と弾力性を併せ持った羊毛をベースにファインメリノウールを独自にブレンド。寒さの残る季節やアウトドアシーンにもぴったりな1枚。Tシャツの上に重ねるだけで街着としても使える落ち着きのある配色が魅力。