〈ブレゲ〉の限定パイロット時計は、
歴史を宿したモダン顔に惹かれちゃう!
時計好きがこだわるポイントといえば、見た目。ひと目見ただけで、「お、凝ってるね〜」と思わせる1本に出合うと、ついつい笑顔になってしまう。で、そんな1本が〈ブレゲ〉から登場。それが“タイプ XXI 3815”。ご覧のようにクロノグラフタイプで、スポーティかつモダンな印象。けれどもケースの側面に、〈ブレゲ〉のアイコンでもあるフルート模様が施されているなど、緻密で高級感ある仕上がりになっているもポイント。これなら、いつもの装いを格上げしてくれることは間違いないだろう。
〈ブレゲ〉の新作は、世界限定250本の“タイプ XXI 3815”。2016 年に発表されたヴィンテージスタイルの“タイプ XXI 3817”とは異なり、現代的な表情をしているのが特徴だ。
ケース素材には、軽量で傷がつきにくいチタンを採用。両方向回転ベゼルもチタン製で、そこにブラックラッカー仕上げを施している。目盛りはバーを中央に配置し、左右に数字を並べる独特なスタイル。さらに、ケース側面にあるケースバンドには細かい溝を連続して施したフルート模様“コインエッジ”を装飾。見た目が上品なうえに、つかみやすいという実用的な面を備えている。
文字盤はブラックで、サンバースト仕上げを施している。3時位置に24時間表示と、9時位置にスモールセコンドのインダイヤルを配置。サークルのサイズが異なっているのも、実にユニーク。サークル内は視認性を高めるためレコード引きで装飾。ちなみに60分積算計は中央に配している。
インデックスと針をオレンジで配色。モダンな印象を与えるのは、このカラーリングが効いているから。味のあるカーフスキンのレザーをストラップに採用しているので、カジュアルすぎる雰囲気になっていないのも、大人にとっては嬉しい。6時位置には日付表示を備え、デイリーユースにも対応。
ムーブメントは、フライバック機能を備えるキャリバー584Q/Aを搭載。シリコン製の脱進機やヒゲゼンマイを装備。ケースバックからは、手彫りの美しい装飾が施されたゴール製ローターが眺められる。
世界限定250本。ケース径42mm、自動巻き、チタンケース、カーフストラップ、100m防水。177万1000円(ブレゲ/ブレゲ ブティック銀座)
〈ブレゲ〉のパイロットウォッチは1918年からアメリカ軍に供給していた歴史を持つアイテム。新作のタイプ XXI 3815のルーツとなるタイプ XXもフランス軍の要請に応えて製造し、1980年代はじめまでフランス空軍と海軍航空隊で使用されていたそう。
歴史を宿していながらも、現代的でスポーティな表情が印象的なタイプ XXI 3815。白Tシャツに黒のショーツとシンプルなコーデに投入すれば、オレンジが差し色となってグッとお洒落に仕上がるはず。着こなしの格上げに是非いかが?
●ブレゲ ブティック銀座
TEL:03-6254-7211