〈チューダー〉の真っ黒ダイバーズは、
精度とお洒落さがケタ違い!
時計は精度が命なのは当たり前のこと。たびたび時間がズレていては、その役目を果たせない。ただし、その精度にもレベルがあって、なかでも高精度といわれるのがマスター クロノメーター認定を受けたタイムピース。というのも、その認定テストは実にハード! COSC認定を受けたムーブメントを搭載しないといけないうえに、METASによる8つのテストにも合格しなければならないから。そして今回は、その“世界一厳しい”と言われる性能検証を見事通過したモデルで、気になる1本が登場したのでご紹介したい。それが〈チューダー〉のブラックベイ セラミック。卓越した性能を持ちながら、さらに精悍な真っ黒ボディと見た目もお洒落。う〜ん、これは大人にとってかなり理想的な1本かも!
〈チューダー〉の新作はダイバーズラインのブラックベイ セラミック。〈チューダー〉のダイバーズウォッチは1954年にRef.7922が登場したのがはじまり。以来、約70年間、世界中のダイバーに愛されてきた。
で、最新作となるこちらは、進化した機能と見た目が特徴。機能は、前述のようにマスター クロノメーター認定を受けたマニュファクチュール キャリバーを搭載。高い堅牢性、耐久性、信頼性、精度を兼ね備えている1本だ。さらに耐磁性シリコンバランススプリングを配しているため、磁気の影響も受けにくいという面も。パワーリザーブは約70時間、200m防水と、ダイバーズらしいタフさもバッチリ。大人の手元にふさわしい高機能を装備している。
一方、見た目はといえば、マットブラックを纏ったケースが実にたくましい印象。素材には軽量で耐傷性に優れているセラミックを採用。そこにサンドブラスト仕上げを表面に施し、セラミックらしいツヤ感ではなく、あえてザラついた風合いを演出。面取りした側面にはポリッシュ仕上げを施し、立体感を生み出している。サンレイサテン仕上げの逆回転防止ベゼルは、数字と目盛りに同系色をチョイスし、スタイリッシュさを際立たせている。
文字盤は、こちらもブラックを配色。サンレイ仕上げで装飾しているから美しい。アプライドのインデックスとブランドのアイコンであるスノーフレーク針には、オフホワイトの発光塗料を塗布。ここがホワイトだと、メリハリが効きすぎなんてことにもなるけど、あえてオフホワイトを配色することで柔らかい印象を作り上げている。いやはや、なんとも絶妙なカラーリング。このあたりも大人にうってつけなところだろう。
ケース径41mm、自動巻き、セラミックケース、レザー×ラバーのハイブリッドストラップ(ブラックファブリックストラップ付属)、200m防水。51万2600円(チューダー/日本ロレックス / チューダー)
ストラップは、レザーとラバーライニングによるハイブリッドストラップ。ラインが入ったブラックファブリックのストラップも付属される。これなら上品さも備えているので、黒のセットアップと合わせてみるのもいいはず。その際に、パンツをショーツにすると、この時季らしくアクティブで軽快な印象を作れるのでは?
●日本ロレックス / チューダー
TEL:03-3216-5671