世界限定1本の〈ヴァシュロン・コンスタンタン〉!
文字盤に描かれたのは、なんと東京夜景!
本来であれば東京2020オリンピックの開催で、東京の街が世界的に注目を浴びたところ。けれども、残念ながら開催延期。コロナ禍でもあることから、都市全体も意気消沈しているようにも見える。そんな、どんよ〜りした気分を吹き飛ばし、都市の活気を取り戻してくれそうな1本が登場したので、ご紹介したい! それが、〈ヴァシュロン・コンスタンタン〉の“メティエ・ダール・ヴィル・ルミエール(東京モデル)”。ご覧のように、文字盤に描かれているのは、東京の夜景! 煌びやかに輝く街の様子がなんとも美しく、エネルギーに満ちあふれていて思わずウットリ。まるで絵画を見ているようだ。さらに、地図も忠実に再現していて、東京湾や皇居、5時位置と6時位置の間には、レインボーブリッジまで確認できる!
- TAGS:
- Watches
様々な複雑機構を開発してきた老舗ブランド〈ヴァシュロン・コンスタンタン〉。その人気モデルのひとつが、“メティエ・ダール・ヴィル・ルミエール”。これは、ブランドが何世紀も受け継いできた芸術的工芸(メティエ・ダールは、この意味)を駆使して、芸術的で独創的なモデルを生み出すコレクション。新シリーズでは、世界の都市の景観を文字盤に表現している。これまで、ジュネーブ、パリ、NY、北京が描かれていて、最新作となる今回が、東京というわけだ。
で、気になるのが、その表現技法。まずは、東京の輪郭に合わせてゴールド製の文字盤を丁寧にくり抜き、透明のエナメルを塗りコーティング。その文字盤を摂氏850度の高温で焼き上げる。その工程を繰り返すと、美しいガラス化した強固なエナメル面ができあがる。これが伝統的なグラン・フー・エナメルという技法だ。
そしてエナメルの文字盤に、躍動する都市の煌めきを描き出しているのが、革新的な手法メティエ・ダール。これはゴールドやパール、プラチナ、ダイヤモンドの微細なパウダーを手作業で抽出、文字盤に配置していくもの。宝飾で街の灯りを表すなんて、なんともゴージャスでラグシュアリー。ちなみに、この手法を生み出したのは日本人アーチストの今井陽子。書道から着想を得たため、使う道具は細い筆。制作には3カ月以上かかるのだとか。
世界限定1本。ケース径40mm、自動巻き、18KWGケース、アリゲーターストラップ、30m防水。時価(参考価格1160万円)(ヴァシュロン・コンスタンタン)
この芸術的な文字盤を収めるのは、18Kホワイトゴールド製のケース。ポリッシュ仕上げが施され、こちらも上品で高級感あるお姿。ストラップにはブラックのアリゲーターストラップを採用。全体をキリッとさせ、一段と文字盤の美しさを際立たせている。
東京のコロナ禍前のにぎわいを描いた〈ヴァシュロン・コンスタンタン〉の大都市夜景ウォッチ。当然ながら世界限定1本という、超レア物。しかしながら、入手できれば、まさに東京を手中に収めたも同然。都知事になるより価値があるかも!?
●ヴァシュロン・コンスタンタン
TEL:0120-63-1755