〈ブルガリ〉“オクト フィニッシモ ウォッチ”
ケースは、サンドブラスト加工が施されたチタン製。独特の8角形のフォルムが、なんとも厳かで美しいでしょ? というのも、こちらは約310年前に建設されたと言われるマクセンティウスのバシリカから着想を得たものなんだとか。
さらに驚かされるのが、その薄さ。厚さは、わずか5.15mmで、ムーブメントにいたっては2.23mmしかないんだとか! オールチタン製なので、当然ながら70グラムと超軽量。着け心地も抜群というわけだ。「これだけ薄いと、存在感はどうなんだろう?」って思った? いやいや、ご安心を。タキシードを着こんだバンデラスの手元をご覧ください。貫禄たっぷりで存在感は充分!
グレーカラーの文字盤には、7時位置にスモールセコンドを配置。シンプルながら、気品のあるお姿は、さすがは〈ブルガリ〉。リュウズにはブラックセラミックを配し、洗練さを際立たせていて、実にお洒落。
これならば、バンデラスのように晴れの舞台での相棒にお誂え向き。極薄モデルなのでジャケットの袖口もスマートに見える点も嬉しいところだ。
ケース径40mm、自動巻き、チタンケース&ブレス、30m防水。155万円(ブルガリ/ブルガリ ジャパン)
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〈IWC〉ポルトギーゼ・クロノグラフ
ドウェインほどのマッチョなカラダと収入からすると、選ぶ時計はダイヤが敷きつめられた大型時計!? な~んて下世話な想像をしちゃいがちだけど、実はこれが大違い。迫り来る敵を右へ左へと放り投げてきた豪腕をよりいっそう輝かせているのが、〈IWC〉のポルトギーゼ・クロノグラフ。その特徴は、ご覧のようにシックでエレガントな見た目!
ケースには、上品で暖かみのある18Kレッドゴールドを採用。サンレイ仕上げのダイヤルは、ベースにスレートカラー(ダークグレイ)を配色。段差をつけた漆黒のサブダイヤルはレコード引きが施されていて、見た目にアクセントを加えている。う〜ん、なんとも高級感があって大人にこそふさわしい雰囲気。
インデックスには、ベースより盛り上がっているアップライト・インデックス仕様。立体的に見えるので視認性が高いうえに、洗練されていて、実にお洒落。
これなら、蝶ネクタイ姿のドウェインのように、かしこまったシーンでも活躍してくれること請け合いだ。
ケース径40.9mm、自動巻き、18Kレッドゴールドケース、アリゲーターストラップ、30m防水。155万5000円(IWC)
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〈モンブラン〉モンブラン タイムウォーカー クロノグラフ オートマティック
特徴は、クロノグラフでありながらもスタイリッシュな見た目。ケースはステンレススチールで、ご覧のように実にスマートなフォルム。けれどもケース径は43mmと、存在感は十分だ。表面にはポリッシュ仕上げを施していて、鏡のようにピカピカ。高級感だって備わっている。ヒューのように、ジャケット姿ながら、あまりかしこまらずラフでスポーティな印象を与えたい、な〜んてときには、うってつけのアイテムだろう
シルバーの文字盤には、3時位置と9時位置方向に放射状の美しい紋様が施されているサンレイ仕上げを採用。淡いグラデーションを作り出していて、なんともお洒落。3つあるインダイヤルはすべて白地で統一。時分秒針、インデックスにはシルバーを配色し、上品さを演出している。5時位置には日付表示も完備。見た目だけでなく、日常使いにも便利なモデルだ。
ただし、こちらはすでに廃盤になっていて入手は困難とのこと。タイムウォーカー シリーズ自体も数年前にモデルチェンジして、よりスポーティさが増した見た目へと進化している。
ケース径43mm、自動巻き、SSケース、アリゲーターストラップ、30m防水。55万3000円(モンブラン/モンブラン コンタクトセンター)
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〈ブライトリング〉スーパーオーシャン ヘリテージ B20 オートマチック 46
1957年に発表された伝説的なモデルを引き継いだこちらのモデル。その特徴は、武骨さと洗練さを併せ持った見た目だ。まずステンレススチール製のケースは、ポリッシュ仕上げを施し、ピカピカに磨き上げ。そこにラチェット式逆回転防止ベゼルを配している。素材は、超硬質で傷がつきにくいセラミックを採用。こちらも軽量なので、実用性にも優れている。
真っ黒なダイヤルはサンレイ仕上げが施されている。一見、ブラック一色のように見えるが、実は微妙〜なアクセントを加えている。これにより、見る角度によって光の反射が変化。違う印象が楽しめるというわけだ。う〜ん、さり気ない工夫が、なんともお洒落!
そして武骨なダイバーズに洗練さを加味しているのがブレスレット。メッシュ状のミラネーゼブレスを採用していて、エレガントでクラシカルな雰囲気を醸している。これならアレックのように、Tシャツ姿でも上品さが保てるはず。
ケース径46mm、自動巻き、SSケース&ブレス、防水200m。56万円(ブライトリング/ブライトリング・ジャパン)
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〈パテック フィリップ〉アクアノート 5168
アクアノートは1997年に誕生したモデル。「なんだか、ノーチラスと似ている気が……」おっしゃるとおり。こちらは〈パテック フィリップ〉の代表的モデルであるノーチラスから着想を得たタイムピース。ベゼルの形がノーチラスを彷彿とさせるけど、それよりも丸みを帯びているのがアクアノートらしさ。より柔らかな雰囲気で、上品さが際立つ仕上がりになっている。
ケース素材は高級感あるホワイトゴールド。表面をサテン仕上げ、側面をポリッシュ仕上げにしているのはノーチラスと同じ。けれども、こちらはラグをポリッシュ仕上げでピッカピカに磨き上げていて、よりいっそう輝きと貫禄が増している。
文字盤は、スタイリッシュで構造的な格子柄のデザインを採用。ベースのブルーカラーは、中心から外周に向かって濃紺へと変わるブラック・グラデーションになっていて、実にお洒落。フチありのインデックスと時分針には夜光塗料を施している。ラバーストラップは、文字盤と同じ格子柄。あれ? よ〜く見ると、文字盤とストラップの格子柄って、スパイダーマンのスーツの模様と似ていない? ひょっとしても、トムは、こんなところに惹かれて入手したのかも!?
ケース径42.2mm(10-4時方向)、自動巻き、ホワイトゴールドケース、ラバーストラップ、120m防水。433万円(パテック フィリップ)
〈モンブラン〉モンブラン 1858 ジオスフェール リミテッドエディション 1858
こちらはかつて冒険登山家たちに支持されていた〈ミネルバ〉の時計を、現代的解釈で復活させた“モンブラン 1858 プロダクトライン”のひとつ。
〈ミネルバ〉創業160周年を記念したジオスフェールというモデルで、その特徴はグリーンのダイヤル。サンレイ仕上げのベースには、中心から縁にかけて徐々に深みを増していくグリーンのグラデーションが施されている。グリーンといえば近年のトレンドカラー。それだけに彼のようにシックな色のコーデと合わせれば今どき感がグッと出て、さらにお洒落に。このへんの遊び心、さすがはオスカー俳優だけのことはある。
ダイヤルにはご覧のように12時位置に北半球、6時位置に南半球を描いた24時間表示を配置。それぞれの外周には昼夜の時間帯を色分けした24時間リングを設け、それが各地の時間を読み取るワールドタイマーの役割を担っている。
その南北の半球だが、よ〜く見ると赤いドットがあるのがわかるはず。これは7大陸の最高峰を示したもので、冒険登山家たちの目標である7大陸最高峰制覇を讃えたものなんだとか。こんなロマンとスピリッツが刻まれたところに、エイドリアン・ブロディの男ゴコロも惹かれたのかもしれない。
ケース径42mm、自動巻き、ブロンズケース、NATOストラップ、100m防水。71万円(モンブラン/モンブラン コンタクトセンター)
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●ブルガリ ジャパン
TEL:03-6362-0100
●IWC
TEL:0120-05-1868
●モンブラン コンタクトセンター
TEL:0120-39-4810
●ブライトリング・ジャパン
TEL:03-3436-0011