なにコレ? 〈コルム〉の新作が
直列ムーブメントを採用した理由とは?
まずはこちらの1本をご覧あれ。「一体コレどうなっているの!?」と思ったのでは? だって普通なら、ケース内いっぱいに配されている歯車や部品が、まさかの縦一直線に並んでいるのだから。う〜ん、なんともユニーク。そして、気になるこちらの名前は、〈コルム〉の新作“ゴールデンブリッジ ラウンド 43”。特徴はもちろん独特の見た目なんだけど、なぜこんな形をしているかというと……。
- TAGS:
- Watches
〈コルム〉のゴールデンブリッジは、独立時計師ヴィンセント・カラブレーゼとのコラボで生まれたシリーズ。カラブレーゼが時計の外観だけでなく構造自体にも関心を持ってほしいと考え、このようなデザインを生み出したんだそうだ。
ケースの真ん中をムーブメントが一直線に縦貫するデザインは、とにかく大胆。でもこのデザイン、よ〜く見るとあの有名な橋を思い出さない? そう、それはサンフランシスコの名所、ゴールデンゲート・ブリッジ。名前からもわかるように、実はこの橋から着想を得て作られたモデルなのだ。そのため、ムーブメントの両サイドにはゴールデンゲート・ブリッジを思わせるアール・デコ調のデザインが施されている。う〜ん、なんという創造性豊かな1本!
ケース径43mm、手巻き、チタンケース、ラバーストラップ、30m防水。340万円(コルム/GMインターナショナル)
もちろんこの時計の魅力は、驚きのデザインだけじゃない。ブラックPVD加工を施したケースはチタン製。つまり硬くてすこぶる軽いってこと。また、フランジ部分(ケース内側にあるすり鉢状のリング部分)と針には18Kレッドゴールドを採用。これにより全体の印象がキリッとして、とってもエレガントに見えませんか?
ほかにも、本来なら時計の横にあるリュウズが真下にあるなど、見れば見るほど遊び心ある1本。こんな時計があれば、パーティでも一躍注目されること請け合い。さらに、気になった女性に話しかければ、この時計が2人の間を橋渡ししてくれるはず!?
●GMインターナショナル
TEL:03-5828-9080