〈エルメス〉流の月面時計は
ユニーク機構がロマンチックすぎ!
いくつになっても夢とロマンを抱いていたい。男ならば、そうありたいもの。で、そんな壮大な心を持つ人に、ふさわしい時計なのが〈エルメス〉の“アルソー ルゥール ドゥ ラ リュンヌ”。文字盤が、まるで星が瞬く夜空のようなデザイン。その上下には月が輝き、スモールダイヤルが衛星のようにその上を周回していくというギミックが施されている。う〜ん、なんともロマンチックでしょ?
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©Joël von Allmen
〈エルメス〉の時計といえば、ファンタジーとユーモアあふれる独創的なデザインが自慢なのはご存知のところ。その名声がさらに高まりそうなのが、こちらの新作“アルソー ルゥール ドゥ ラ リュンヌ”だ。特徴は、ご覧のとおり斬新なデザインの文字盤。天然石アベンチュリンを使用した文字盤に、マザー・オブ・パール製の月を上下に配置しているというもの。で、ユニークなのが、その上を可動式スモールダイヤルが“59日間で1周する”という仕掛け。徐々に移動するスモールダイヤルにより、2つの月は見えたり隠れたり。その様子が、月の満ち欠けを表現するムーンフェイズ機能の役割を果たしているのだ。よくあるムーンフェイズでもロマンが感じられるけど、ここまで幻想的な気分に浸れる1本はない。そこはやはり〈エルメス〉。ただの時計を作るのではなく、つける人をファンタジーあふれる世界へと誘ってくれる。
ちなみに、南半球から見た月を上に、北半球から見た月を下に配置。上の月には、デザイナーのディミトリ・リバルチェンコによるペガサスがあしらわれている。下の月はというと、リアルな月面が描かれている。この違い、気づいてた?
6月発売予定。ケース径43mm、自動巻き、WGケース、アリゲーターストラップ、3気圧防水。予定価格320万円(エルメス/エルメスジャポン)
©Joël von Allmen
ケースは気品あふれるホワイトゴールドを採用。アリゲーターストラップとあいまって、エレガンスな印象を際立たせている。また、ラグがアンシンメトリーになっているのも、実にお洒落。発売は6月を予定。当然ながら100本限定の希少アイテムとなっている。
1日の終わりにグラスを傾けながら手元を眺めてウットリ。な〜んていう素敵な時間が過ごせそうな、〈エルメス〉の月面時計。いつまでもロマンを抱いていたいと思っているなら、是非どうぞ!
●エルメスジャポン
TEL : 03-3569-3300