〈アンスタンダード〉が造る“ニューオールドアメリカン”な家!
憧れのライフスタイルはレイドバックした空間で!
'50年代のアメリカカルチャーに影響を受けた大人も多いだろう。住宅デザインも、オールドアメリカンというキーワードが今、話題を集めている。そこに、新しい価値観を与えるのが〈アンスタンダード〉の“ニューオールドアメリカン”スタイル。憧れの時代をベースに、今求められるゆるい空気感や自分らしさを表現できる家に注目だ。
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外壁に味のあるモルタル風コンクリートを使用。穴あきデザインが特徴の“花ブロック”をふんだんにあしらった。ガレージやエントランスの軒天材には、シロアリやカビに強く、日本の風土に適したウエスタンレッドシダーを採用
古きよきアメリカンスタイルに新しい価値観をプラス!
アメリカ好きなら、必ず通ってきただろう、1950年代カルチャー。みんな大好きなデニムだって、アメリカでファッションとして捉えられはじめたのはこの頃だ。もちろんリアルタイムではないにしろ“ミッドセンチュリー”と呼ばれるこの時代を舞台にした映画も数多い。たとえば『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で主人公がタイムスリップした先も’50年代。その時代観やファッション、インテリア、音楽に影響されたというアメリカ好きは多いはずだ。そんな大人たちのお洒落やライフスタイルはきっとその延長線上にあるわけで、住む家だって、その空気が感じられるのが理想。
そこで〈アンスタンダード〉が造る家に注目したい。ベースはまさに’50年代のオールドアメリカンスタイル。アメリカの西海岸カルチャーに精通し、住宅業界に“カリフォルニアスタイル”というジャンルを確立した、岩切剣一郎率いる〈ケンロック〉とのコラボ住宅だ。気持ちよく抜けたガレージで趣味のクルマやバイクをいじったり、サーフボードのメンテナンスをしてみたり……。家具にもこだわりがありそうな内装デザインで、ワクワク感は止まらない。そのうえ、セミオーダーで自身のライフスタイルに合わせたカスタマイズが可能。つまり、憧れる人が多く、今なお人気を集めているオールドアメリカンスタイルに、新しい価値観を加えることができるというわけ。そして、それこそが〈アンスタンダード〉が提唱する“ニューオールドアメリカン” というコンセプト。
カントリーやブリティッシュテイスト、北欧系、サーフハウスなど、住宅デザインのトレンドは様々に変化してきたが、やはり、アメリカ好きが求めているのは'50年代のあの頃。〈アンスタンダード〉なら、その憧れに自分らしさをプラスした理想の空間が実現する。この“ニューオールドアメリカン”スタイルが新たな潮流として、これからのスタンダードになっていきそうだ。
自分らしいインテリアをチョイスして個性ある空間を!
ミッドセンチュリーとポップさが融合したスケルトン階段が目を引くリビング。'60年代前半に発表されたアンディ・ウォーホルの作品を吹き抜けに飾ってみたり、時代観にマッチするインテリアをレイアウトすると気分の盛り上がり方も段違い! パーケット調のフロアには、たとえば〈イームズ〉だったり、ミッドセンチュリーが薫る家具を置きたいところ
2階の廊下部分はギャラリーのように演出してはいかが? スケルトン階段を上がった両サイドに2部屋をレイアウト。さらに廊下の奥の左には、もうひと部屋を用意している。右側には陽光射し込むバルコニーもあり、ガーデニングを楽しんだり、オープンエアな空間でゆったり過ごしたりと使い方はいろいろ
1階から2階への吹き抜け。1日の長い時間を過ごすリビングやダイニングだからこそ、開放感ある天井の高さは貴重。優雅で心地よい時間が堪能できるはず
2階廊下から見下ろすダイニング。窓を広く多めに配置することで、爽やかで明るい空間を実現している
2F床面積: 45.75㎡
延床面積: 97.09㎡
税込み価格:2618万円~
ガレージを備えた2階建て3LDK+バルコニー。バスとトイレは1階に集約し、エントランスにはウォークインクローゼットも。キッチンは対面式で料理しながらコミュニケーションが可能
●アンスタンダード
TEL:059-253-8826
雑誌『Safari』8月号 P164-165掲載
photo:Kosaku Kitajima composition&text:Ryuta Ikegami(AM5:00)