New Year Flower
ニコライ・バーグマンが教えてくれる、新たな年は和モダンな飾りつけではじめる。
今年こそ、やりたかったことに挑戦しようと決心したり、健康を願ったりと、心を切り替えて前向きになる新年。そんな特別な年始には、どんな花を飾ると気分が盛り上がるのでしょうか。
- TAGS:
- Safari me time Lifestyle
ニコライがおすすめしてくれたのは、日本の伝統的な正月飾りである松をメインに、カラフルな春の花を合わせるという斬新な組み合わせ。
「日本のお正月は格式があって好きです。そこに、デンマークの伝統を組み合わせました。デンマークでは、クリスマスが終わるとすぐに春のイメージなんです。空が曇ってグレーな日が多いので、明るい色を飾る習慣があります。凛々しい松を中心にして、チューリップやラナンキュラス、スイートピーを合わせると、コントラストが新鮮で素敵です」。
落ち着きのある松にあざやかな花を添えることで、新しいことがはじまる予感?
松と春の花
高さのある松を用意して(使用したのは根引松)根はカット。春の花は、ラナンキュラスとチューリップとスイートピー。花瓶は不透明なタイプで縦長が最適です。松で軸を決めたら、上から顔が印象的なラナンキュラス、チューリップを挿し、可憐なスイートピーは一番下に。松も球根花も水を吸うので、たっぷりと水を。春の花の柔らかな曲線を利用して松と絡ませるので、無理矢理まっすぐにしなくてもいいです。
カットした松の葉も捨てません。花飾りに使いましょう。葉を広げてのりスプレーをかけ、丸めます。剣山の役割をしてくれるので、お椀や小さなボウルに入れて、1輪花を挿すと素敵です。
Nicolai Bergmann[ニコライ・バーグマン]デンマーク出身。今までにない個性的なフラワーボックスを考案し、人気を不動のものに。箱根・強羅にオープンした“ニコライ バーグマン 箱根 ガーデンズ”も話題に。
ニコライ・バーグマン主宰のフラワースクールは南青山のショップ2階で開催。基礎はもちろん、花の組み合わせ方やカラーグラデーション、アレンジメントテクニックを身につけられます。入会金や年会費不要。1回から気軽に受けられます。初心者からプロを目指す人まで、幅広いクラスを展開。
レッスンの最新情報:https://www.nicolaibergmann.com/
●ニコライ バーグマン フラワーズ&デザイン
TEL:03-5464-0743
『Safari me time』Vol.10 P25掲載