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2019.08.22


植物が生き生きと躍動するミッドセンチュリーハウス

今回訪問したのは、ミッドセンチュリー&アメリカンなカルチャーをこよなく愛するオーナーの家。家具はもちろん、飾られている雑貨をとってもこだわり抜いて選んだ愛着とストーリーのあるものばかり。モダンなインテリアに、生き生きとした温かみをプラスしているサボテンや多肉植物などインテリアグリーンの取り入れ方も秀逸!

今月の部屋 伊藤邸/3LDK+S/114.20㎡
ウォールライトやオーディオボードは〈ハウストラッド〉で購入。壁のネルソンクロックもモダンな雰囲気を盛りあげる。施主の書斎がある玄関土間とをガラス窓で仕切り、リビング空間の奥行きと開放感をアップさせている

周囲を緑に囲まれたのどかな風景の中、ひときわ目を引くモダンな一戸建て。ミッドセンチュリーのアメリカで人気を博した住宅、アイクラーホームを彷彿とさせるこの家は、当時の家具や雑貨を愛し、長年集めてきた施主が「好きなものに囲まれた暮らしを」と願い、1年前に完成した待望の“我が家”だ。

アメリカのヴィンテージハウスをテーマにした室内には、〈ハーマン・ミラー〉や〈イームズ〉など、ミッドセンチュリーを代表する品があちこちに置かれている。モダンながらも、どこか心落ち着く温もりに満ちているのは、センスよくディスプレイされたアフリカやメキシコなどのフォークアートが放つ味わい。そして「集めすぎて妻に怒られている」という個性豊かなサボテンや多肉植物の存在がある。植物鉢もコレクションのひとつで、その多くは〈キャット&ロジャー〉をはじめ国内外の陶芸家が手掛けたものだ。

施主は「気に入ったアイテムを見つけると、つい手元に置きたくなって物が増えるんです」と笑う。それでも決して雑多にならないのは棚のファイルやコーヒーカップひとつも選びぬき「捨てるような物は絶対に買わない」という揺らがぬ美意識が流れているからだろう。

01 沖縄の“花ブロック”をカウンターキッチンの主役に妻の地元、沖縄の建築物に用いられる花ブロックをカウンターキッチンとして利用。シンク上の吊り下げ収納には、珈琲の抽出道具と一緒にアートを飾って生活感を払拭 

02 アイロンかけが楽しくなるウォークインクローゼット〈フェローズ〉のボックスで整然と整理された美しいウォークインクローゼット。〈ピットパル〉のバイク用整備テーブルを台にして、丁寧にアイロンをかける時間が施主の癒し

03 陶芸家のアートな鉢と個性豊かな植物のコラボ生産者から直接買いつけたサボテンや多肉植物がずらりと並んだ玄関。陶芸家アダム・シルヴァーマンなど、作家の手掛けた鉢類も必見。個性豊かな植物の様相と存在感のある鉢とのコラボがインパクト十分

04 玄関土間の一角に石壁が美しい書斎を設置玄関土間の一角に設けた書斎は、エルドラドストーンの石壁が重厚なアクセント。天井&壁や〈ジロフレックス〉のパサールチェアに使われた木材と、コンクリートの床との調和が美しい。〈リヨン〉のロッカーを靴箱の代わりに 

INTERIOR POINT
植物を健やかに育てるスタイリッシュな照明装置
リビングのテレビ横に置かれた一見シンプルな四角い棚。実は国内外で注目を集める広島のプラントショップ〈叢〉による、サボテンや多肉植物を育てるための専用の箱。スイッチを入れると光合成ができる光を放ち、植物の生育を助けながら照明としても機能する仕組みだ。指物師・高橋雄二が手掛けた “木の箱”のシンプルな趣に、施主が集めているアメリカの〈ビーケービ セラミックス〉の素朴な鉢がしっくりとよく似合う。植物を愛する一家らしいセレクトだ。

Information

ハウストラッド
TEL:03-6412-7406
URL:www.housetrad.com

雑誌『Safari』9月号 P224~225掲載

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写真=松村隆史 文=木内アキ
photo : Takafumi Matsumura text : Aki Kiuchi

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