ヴィンテージバイクを大胆に電動化! 〈カワサキ〉G3
建築学の講師としての顔を持ちながら、フリーランスでバイクのカスタマイズを請け負うアーロン。インスタの効果もあってか今ではオーダーが殺到するほど人気に。そんな彼の愛車は〈カワサキ〉G3。こだわりがつまったカスタムに注目!
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- カリフォルニアのモーターサイクリスト! vol.12
[アーロン・ラニオス]Aaron Laniosz
大学で建築を学び、現在は建築関係やエンジニアリングの講師として活躍する一方で、サイドビジネスを展開。インスタを使ってモーターサイクルのカスタマイズを請け負っている。
幼少期のダートバイクから、2輪車に目覚めたアーロン。成長するにつれ、モーターサイクル、モーターバイシクル、エレクトリックバイクなど、あらゆる2輪車の虜に。好きが高じてついには仕事に。自らモーターサイクルをカスタマイズして販売しているという。
彼のハンティントンビーチのガレージには5台のモーターサイクルがあるが、なかでも思い入れが強いのが、自らカスタムした1974年製の〈カワサキ〉G3。4年前には〈デウス エクス マキナ〉の“デウス・バイク・ビルドオフ”で入賞したこともあるとか。
「このバイクはオンラインショップで約300ドルで購入。これにエレクトリックモーターをインストールして、外装をカフェレーサー仕様に仕上げたんだ」
とはいえ彼の本業は建築学を教える教育者。毎日Zoom越しの生徒に向けて熱弁をふるう毎日だけど、それ以外の時間は趣味兼サイドビジネスでもあるバイクのカスタムやビルドに明け暮れている。そんな充実した日々の中で、彼は息抜きに近くのビーチまで夕陽を眺めに行くのがなによりの至福なんだそう。
A革製グローブは複数用意。その日の気分やファッション、季節によって使い分けている。手前は〈デウス エクス マキナ〉のオリジナル
サングラスは偏光レンズ加工の〈ギャレットライト〉。目的地や天気によってゴーグルを使うときも
このバイクの心臓部である電動モーター。メタリックブラックのカバーもお洒落
メーターなどの計器類もデジタル仕様に。旧車と近未来感という、相反するマッチアップ
ハンティントンビーチのシンボルとしても有名なピア。その目の前にあるパシフィック・コースト・ハイウェイ(PCH)の脇にバイクを停めて、ゆっくりとサンセットを眺めることが、彼にとって最高のツーリングコース。
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雑誌『Safari』5月号 P224掲載
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photo : Yoshimasa Miyazaki(Seven Bros. Pictures) text : Momo Takahashi