走る楽しさを呼び起こすいぶし銀な大人の旧車!――ビー・エム・ダブリュー R75/5
ヴィンテージバイクへの愛が高じて、ついには旧車のリース会社まで設立したジェフ。そんな彼は7台の旧車を所有しているがなかでも“特別な存在”と位置づけるモデルがコチラのBMW。旧車らしい佇まいと存在感。惹かれるのは当然なのかも!
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- カリフォルニアのモーターサイクリスト! vol.2
Jeff Verges[ジェフ・ヴァージェス]
大手トイメーカーの専属グラフィックデザイナーとして活躍。私生活ではヴィンテージモーターサイクルチームのリーダーを務める。昨年に旧車のリース会社を設立。業績も好調で愛車とともに多忙な日々を送っている。
ヴィンテージモーターサイクルにハマり、かれこれ15年以上のライダー歴を誇るジェフ。愛好家たちとの交流を深めるために自ら立ち上げた“ヴェニスヴィンテージモーターサイクルクラブ(VVMC)”は年々規模が拡大。仲間たちによってさらにヴィンテージの知識がどんどん深まり、昨年ついにヴィンテージモーターサイクルのリース会社〈エンジェルシティ・モーター〉を設立した。
コロナ禍で社会が不安定な中、いきなり人気に火がつき今ではCMやドラマ、広告などの撮影に使用されるほどに。また、俳優の代わりにライディングシーンもこなすこともあるそうだ。そんな彼のお気に入りは、1973年製の〈ビー・エム・ダブリュー〉 R75/5 。
「7台所有しているヴィンテージ車の中でもスペシャルなのがコレ。10年間このモデルを探していて去年ようやく納得のいくコンディションのものを発見したんだ。ついこの前、雑誌『デイズド』の表紙用に撮影されたよ」と語る。最近では、ファーマーズマーケットから仕事の打ち合わせまで、どこへ行くのにもこの愛車に乗って特別感を味わっているそうだ。
数あるコレクションから選び抜いたヴィンテージのヘルメットと〈デウス・エクス・マキナ〉のグローブ
自身のリースカンパニーのオリジナルキャップはヘルメットで崩れたヘアのリセットに時間が取れないときに活躍
こちらは純正のパニアケース。スプリングウォーターなどのドリンクをはじめ、グロッサリーで購入したべジタブルなどを入れることも
エンジンは伝統のフラットツインでレイアウト。排気量は750㏄
クラブの仲間とマリブまでツーリングに行くときには必ずといっていいほど立ち寄る、老舗のレストランバー〈オールド・プレイス〉。ライダーがよく集うことでも有名だ。
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雑誌『Safari』7月号 P194掲載
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photo : Yoshimasa Miyazaki(Seven Bros. Pictures) text : Momo Takahashi(Volition & Hope)