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2019.01.06

【まとめ】一流ホテルで探した
大人デートの“パンケーキ”4選

彼女のために“パンケーキ”を! っていうけど、実は男にだってパンケーキ好きは多い。だけど、近年のパンケーキブームが訪れてからというもの、話題のパンケーキ店には若い女性が行列をなしていることも。ということもあり、食べに行くのを躊躇してしまってる人、いるんじゃない? でも、そんなときこそ“ホテルレストラン”を活用すべし。実はココにこそ、本格的なパンケーキがあるのだから。なかでも評判の4店舗をご紹介!

01
〈ザ・ペニンシュラ東京〉“ザ・ペニンシュラ ブティック&カフェ”
スフレパンケーキ


〈ザ・ペニンシュラ東京〉といえば、A5ランクや希少な国産牛などのステーキを味わえる“ピーター”や、伝統的な広東料理を楽しめる“ヘイフンテラス”も美食家に高い評価を得ているが、今回おすすめしたいのは“ザ・ペニンシュラ ブティック&カフェ”。
地下鉄日比谷駅に直結するB1Fにあるこちらでは、色あざやかで愛らしいケーキなどのペストリーをはじめ、多彩なベーカリーや美しいチョコレートなどが味わえる。そして、なにを隠そう“スフレパンケーキ”がゲストに愛されてやまないメニューなのだ。

外はサックリ、中はしっとりほわほわの食感!

スフレパンケーキは4種類あり、プレーン(1700円、税・サ別)、ベリーコンポート(1900円、税・サ別)、キャラメルバナナ(1900円、税・サ別)、そして季節によって味が変わる本日のパンケーキ(1900円、税・サ別)と、ラインナップは豊富。

絶妙なしっとり感とふっくらとしたフォルムを作り出すために、試作は幾度となく重ねられてきた。湿度30%、温度120℃のオーブンで約30分じっくり焼き上げるというこだわりの製法は、なかなか真似できない。従来のパンケーキのイメージを覆すほどの厚みは、しっかりと立てられたメレンゲから生み出されており、外はサックリ、中はしっとりほわほわの食感を楽しめる。▶︎詳しくはコチラ! 

 

02
〈ホテル ニューオータニ〉“サツキ”
クラシカルシリアルホットケーキ


季節によってラインナップが新しくなる“ホテルニューオータニ特製”のパンケーキ。こちら、今ならあまおうパンケーキが味わえる。イタリア産リコッタチーズがふんわりとろとろ~っ。まさにリピーター必食のひと品となっている。

しかし、実はココでもっともおすすめしたいのは、ホテル伝統のクラシカルなホットケーキを進化させた“クラシカルシリアルホットケーキ” 2000円(税・サ別)だ。

しっとりとした食感を残しつつも力強い弾力!

ふんわり生地は、粟、ひえ、きび、赤米、黒米、緑米など、酵素たっぷりのシリアルと、ビタミンEやミネラルを多く含むアーモンドミルクを使用。3枚も重ねられているので、しっとりとした食感を残しつつも、力強い弾力もあって、男性でも食べごたえ満点だ。上に添えられたクリームは、ミルキーながらも品のよいアーモンドの香味が鼻腔に広がる、アーモンドミルククリーム。さらにその中には、和三盆糖が加えられたまろやかな口当たりのカスタードクリームが閉じこめられている。この2重になった甘みのあるクリームと、ほどよく酸味の効いた大粒のイチゴ。食べてみたら抜群に相性がいいのがわかるはず。▶︎詳細はコチラ! 

 

03
〈ザ・キャピトルホテル 東急〉“オリガミ”

ジャーマンアップルパンケーキ メープルシロップ、バターとともに

伝統の名物メニューが目白押しのオリガミ排骨拉麺 (パーコー麺)インドネシア風フライドライス、カレーライスやピラフなど、代々継承されてきたメニューが、時間帯を気にせず終日オーダーできる。

そして、数ある伝統メニューの中でも、ここでしか食べられないのが、ジャーマンアップルパンケーキ メープルシロップ、バターとともに1300円、税・サ込)だ。

一度見たら忘れられない見た目!

一度見たら忘れられないユニークな形は、フライパンの縁まで生地をまわし、オーブンに入れてこんがり焦げ目がつくまで焼き上げて作られている。 メープルシロップとバターは別に添えられるので、自分の好みで加減して加えるといい。

生地は最初に強力粉、全卵、砂糖を混ぜ合わせ、100回ほど叩くように練っているので、仕上がりは薄いものの、心地よい弾力があって癖になる食感。ミルクも豊かに加えられているので、優しい甘い味わいが口中に広がっていく。▶︎詳しくはコチラ! 

 

03
〈帝国ホテル 東京〉“パークサイドダイナー”

インペリアルパンケーキ いちご添え

〈帝国ホテル〉ではじめてパンケーキが提供されたのは1953年。その後、瞬く間にシグネチャースイーツとなり、朝食やディナーのデザート以外に食べる“3時のおやつにパンケーキ”も根づかせた。“コーヒーハウス”、“ザ・テラス”、“さいくる”、“ユリーカ”から現在の“パークサイドダイナー”と提供店舗は変わっても、パンケーキは不動の定番となっている。

 


インペリアルパンケーキ いちご添え1650円(税込・サ別)

モチモチともサックリとも異なる、極みの新食感!

今回紹介するのは定番中の定番となっている“インペリアルパンケーキ いちご添え”(1650円、税込・サ別)。適度な厚みのパンケーキはモチモチともサックリともフンワリとも異なる、極みの新食感だ。まずは生地だけの食感と香りを楽しむのが、このパンケーキならではの流儀。その後で、マーガリンとバターから作られたホイップバターや、すっきりとした甘味のメイプルシロップと合わせて食べれば、三段階に楽しめる。

特徴的な美しい焼き色にも注目したい。作り方はまさに職人技だ。生地を混ぜ合わせた後に、少し寝かせた生地をパンケーキ専用のディッシャーですくい、厚さ3cmの専用鉄板へと流す。このときの鉄板の温度は約180度で、油をよく馴染ませておくのがコツ。温度と油の具合が少しでも狂うと、この均一な焼き色は決して生まれないので、まさに神業といえよう。▶︎詳細はコチラ!

 
文=東龍 text:Toryu
1976年台湾生まれ、後に日本国籍。ブッフェ、フレンチ、鉄板焼、ホテルグルメ、スイーツをこよなく愛する。テレビ東京「TVチャンピオン」で2002年と2007年に優勝。テレビや雑誌で活躍し、料理コンクール審査員、講演、プロデュースも多数。
2017年8月「一般社団法人 日本ブッフェ協会」設立、代表理事就任。

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