次のランチデートは、“上海蟹入り特製和え麺”とシャンパーニュ〈クリュッグ〉で上首尾!?
シーズンでなくても、一年を通して極上の上海蟹が食べられると世界中の食通を魅了している〈蟹王府(シェワンフ)〉。東京・日本橋に上陸したのは知っていて、上海蟹のフルコースも気になっているけれど、ハードルが高いな……と思ってない? それなら気軽なランチに彼女を誘ってみては?
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彼女とのデートなら、なんと6~7匹分の上海蟹肉を使った餡がたっぷりとかかった“上海蟹入り特製和え麺”がイチオシ。前菜3種盛り合わせ・点心・デザートのセット(1210円)を追加すれば、ランチデートにもぴったりの内容になる。
“上海蟹入り特製和え麺”4840円
“上海蟹入り特製和え麺”は、国産小麦を使ったコシのある平打ちの麺(上海の手打ちうどん)に、上海蟹肉を使った餡がたっぷりとかかる。席に運ばれてくると、蟹油のいい香りが鼻腔をくすぐる。さっそく豪快に餡と麺を混ぜて味わうと、とたんに蟹の旨みと甘みで口の中が満たされる。
餡には上海蟹の雄と雌の両方、それも蟹味噌、内子、蟹爪、胸の肉、脚肉などあらゆる部位が使われているという。あらかじめ蟹油で和えてある麺と濃厚な餡が絡み合い、一体感のある味わいに唸る。
そして彼女とのデートだからと、ここで単なるシャンパーニュを選んではならない。上海蟹の濃厚な旨みに負けることなく、絶妙な相性を見せるシャンパーニュ“クリュッグ グラン キュヴェ 169 エディション”(ボトル4万2000円)をオーダーしよう。
“クリュッグ グラン キュヴェ 169 エディション”は、黒ブドウ主体の骨格がしっかりとしたボリュームのある味わい。上海蟹の濃厚な油の美味しさをかき消すことなく、引き立ててくれる。さらなる旨味さえ加えてくれるといっていいだろう。飲んだ後はフレッシュさも感じられ、次のひと口を誘ってくれる。
食べ進むうち、添えられた黒酢を少量加えて味変する楽しみもある。少し冷めても変わらぬ美味しさの麺と、やや温度の上がってきたクリュッグとのマッチングもまた印象的だ。旨味を増しながらもさっぱりとした味わいに変化した料理のコクを消さず、さらに引き立ててくれるのは、多くのワインを巧みにブレンドしているからこそ。この麺とクリュッグを行きつ戻りつしながら、ずっと味わっていたいと思わせる。
店内は異国情緒にあふれている
この1品で2人とも〈蟹王府〉の上海蟹料理の虜になるはず。次のデートはコースに決まり! そのときも、クリュッグのオーダーを忘れずにね。
●蟹王府 日本橋店
住所:東京都中央区日本橋室町2-1-1 三井二号館1F
営業時間:11:00~13:30(LO)、17:00~21:00(LO)
不定休(施設に準ずる)
TEL:03-6665-0958
URL:http://www.shintai.co.jp/
※サービス料10%別
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ライフスタイルジャーナリスト
美酒と美食はもちろん、ホテル、ビューティー、インテリアなどライフスタイル全般を得意とする。現在はラグジュアリーメディア、ビジネス誌、ホテル専門誌など幅広い媒体に寄稿。美味しいもの探求家でもあり、日々のシャンパーニュは欠かせない。