【まとめ】大人のデニム、どう着こなす?
公式YouTubeチャンネルでは、大人にこそ穿いてほしいデニム4選を紹介しています。ここでは、どんな内容なのかを、まとめてご紹介。興味を持ったら、是非、動画もご覧ください!
リジッドデニムパンツ3万800円(リーバイス ビンテージ クロージング/リーバイ・ストラウス ジャパン)
〈リーバイス ビンテージ クロージング〉の501です。原点となるアイテムで、デニムを語るうえでは外せないですよね。誕生から100年以上経っているんですが、その都度、微妙にデザインやシルエットを変えているんです。今回、選んだのは1947年モデルです。
歴代の501のなかでは、比較的シンプルでスリム。ただ、現代のデニムと比べると股上はやや深め。ワタリも太めです。武骨なシルエットなんですね。
この男くさくて、荒々しいアイテムを大人っぽく着こなすには、光沢感のある開襟シャツを合わせるといいですね。定番の501なので、合わせるアイテムもスタンダードだと相性がいいと思います。さらに素材感でしっかりと違いを出せば、大人っぽく着こなせますよね。白スニーカーは、プレミア感のある〈ゴールデングース〉を合わせたり、開襟シャツも光沢感のあるタイプを選ぶ、といった具合ですね。
あと素材感が滑らかなニットを合わせると大人っぽい雰囲気を出せます。足元は、〈レッド・ウィング〉のポストマンを合わせています。501と〈レッド・ウィング〉はアメカジの定番で、かなり男っぽい装いですが、トップが柔らかいニットだと土臭くなりすぎないですね。
淡青デニムパンツ2万900円(レッドカード/ゲストリスト)
〈レッドカード〉は日本のブランドです。だから色々とキメ細かい作りがなされていて、こだわりもたっぷりです。日本人が穿きやすいデニムなんです。
金具も日本製、色落ちや加工も職人が丁寧に仕上げています。ほつれや、ダメージなどが絶妙でいい感じなんです。今回選んだのは、リズムクロップドです。〈レッドカード〉の人気モデル、リズムを九分丈にしたものです。リズムより5cm丈が短いんです。薄青の色味をあいまって軽快な印象。足元もスッキリ見えるモデルです。
丈も短くて、色味も爽やかな薄いブルー。清涼感あるので、白Tシャツと合わせるのもいいのですが、メリハリがないので膨張してみえる場合もあります。大人はそこを注意してほしいですね。なので、爽やかさを邪魔せず、品を加えてくれるペイルトーンのリネンシャツなどがオススメです。
クロップド丈の薄青デニムと薄ピンクの組み合わせ。かなりカジュアル感がありますが、シャツを着ているので、だらしないスタイルにはなっていないと思います。足元はスニーカーが合いますが、もっと軽快に行くならサンダルも涼しげですよ。
プチ ニュー スタンダード リジッドデニムパンツ2万2000円(アー・ペー・セー/アー・ペー・セー カスタマーサービス)
〈A.P.C.〉はフランスで生まれたブランドです。どこかスタイリッシュなアイテムですよね。今回チョイスしたプチ ニュー スタンダードは、スキニ―フィットと呼ばれてはいるんですが、わたりは100cm、股上26cmと腰回りはそんなに窮屈じゃないので穿きやすいです。
生デニム特有の光沢感とハリ、裾に向かって細くテイパードが効いていて、スッキリ穿きこなすことができます。最近は、刺繍をバッグポケットに入れるサービスも開始されていて、パーソナライズできるのもいいですよね。
リジッドで濃紺ですし、シルエットもシャープで都会的ですよね。自然な光沢もあって、キレイめ。だから大人が着こなしやすいと思うんです。たとえば、ネイビージャケットとも合います。しかもニット素材の風合いあるタイプだと、生デニムの光沢感とメリハリが効いてお洒落ですよ。あとパームツリーの柄シャツやタイダイみたいな派手めのものを合わせても品よく着こなせます。
〈A.P.C.〉は、デニムですけど、そんなにカジュアル感がないので、ネイビージャケットを合わせてもジャケパンスタイルに見えます。黒いローファーと合わせれば、オフィスカジュアルでもいけますね。裾をロールアップするときは、チラッとさりげないくらいがお洒落です。
柄シャツを合わせたコーディネートです。暗めのトーンで統一されているから、都会的ですよね。先ほどのネイビージャケットは、カッチリしたスタイルでしたが、ちょっと遊び心を出したいときは、こんなコーディネートがいいんじゃないでしょうか。パームツリーの柄シャツは派手ですけど、〈A.P.C.〉のデニムも、足元に合わせたスタンスミスもベーシックなので、落ち着いた雰囲気になっているかなと。インナーに、チラッと白Tをのぞかせると白スニとあいまって、ヌケ感も出ますよね。
ブラックデニムパンツ4万700円(PT トリノ デニム/PT ジャパン)
イタリアのパンツ専業ブランド〈PT トリノ〉は、もともと〈PT〉というブランド。スラックスなど、ビジネスやドレスシーンで使えるパンツに定評があったんです。
このデニムもスラックス ライクな細身の美脚シルエット。股上が浅くて、ヒップもあがるように設計されています。あと、ストレッチも効いています。若い頃と比べると大人は、どうしてもウエスト周りが窮屈になりますし、スタイルも崩れてくるのですが、これならスッキリ見せることができます。
黒のデニムなので、モノトーンで合わせるなら、こんな黒ジャケットや黒Tなら、まず間違いないです。もっとアメカジ ライクに着こなすなら、褪せ色のトップがいいですね。ラフな褪せ色のトップでも黒デニムなら、くだけすぎないんです。
黒いジャケットと黒デニムのコーディネートですが、デニム特有のリラックス感が出せていると思います。ジャケットがリネンだったり、デニムが色落ちしていたりと、全身黒でも褪せ感があると重くならないですよね。足元もデッキシューズだと、素肌が見える面積が増えて、軽快です。
【そのほかのブランドは、動画でチェック!】
●リーバイ・ストラウス ジャパン
TEL:0120-099-501
●ゲストリスト
TEL:03-6869-6670
●アー・ペー・セー カスタマーサービス
TEL:03-3710-7033
●PT ジャパン
TEL:03-5485-0058
styling : Masahiro Enomoto(remix) video :OWL COMPANY