ポロシャツやハーフジップアップデザインがこのところ流行っているのは知ってるけど、コレ、オジサンぽく見えるから避けているって人も多いみたい。だけど、着こなしで今どきに見えるから、安心してください!
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〈Easy technique Style 01〉
インナーを効果的に見せる!
1990年代のストリートで流行ったのが、ハーフジップタイプのアイテム。スウェットシャツをはじめ、ウィンドブレイカーやコーチジャケットにも多用されるほどだった。こちら、クルーネックとは違って、ジップを閉めればハイネック、開ければVネックかつ襟ができたような形になるのが特徴。今また’90年代流行りということで、注目されているアイテムのひとつ。とはいえ、「着こなしって難しくない? オジサン見えしそうだし……」。そう思っている人に、こちらのコーデを見てほしい。コレのいいところは、ジップアップのおかげで首元が見せることができること。開ければインナーを効果的に見せることができるのだ。だから、インにアクセントカラーをもってくれば、ぐっと印象が変わる。もちろん、裾からもさりげなく出せばこなれ感も万全。しかも、立ち襟っぽく見える首元で、大人の品も漂うから、アラフォーにはうってつけのデザイン。写真のように明るめの色を効かせれば、オジサン臭もなしだから安心。トップが大人らしければ、ボトムはいつもどおり楽ちんなスウェットでもOK。明らかにクルーネックタイプのスウェットシャツを着ているのとは印象が違うでしょ。これに、イマドキのハイテクスニーカーなんかを合わせれば、若々しさも倍増。今季は是非、このジップアップに注目してみて!
ハーフジップスウェットシャツ1万5400円(ザ・ノース・フェイス パープルレーベル/ナナミカ マウンテン)、Tシャツ6600円(AM/コンコード ショールーム)、スウェットパンツ1万2100円(ワンオンス/ハンドイントゥリー ショールーム)、ストライプシャツ2万1450円(スコッチ アンド ソーダ/コロネット)、サングラス3万3000円(アイヴァン/アイヴァン 東京ギャラリー)、スニーカー1万5950円(ザ・ノース・フェイス/ゴールドウイン カスタマーサービスセンター)
〈Easy technique Style 02〉
色数抑えた柄使いにあり!
今季、『Safari Online』でも何度も登場しているハーフジップタイプ。ジップを閉めればタートルネックのように見えて上品になり、開ければヌケ感がでるという、2WAY仕様といってもいいデザインだけに、使い勝手はいい。とはいえ、ゴルフが好きなおじさんって印象は否めないですよね。流行りだからコーデに取り入れたいけど、どうすればいいのか? と迷っている人は、こちらのコーデを。まずは、昔のハーフジップをタンスの中から引っ張り出してくるのはNG。やっぱり、古臭さが漂ってしまう。せっかくなら新調しましょ。で、おすすめなのが旬の柄使いがされたもの。たとえば、今季も引き続き人気の高いタイダイ染めなんていいアクセントになるはず。こういった柄を選ぶ場合、気を付けたいのが色合い。こんなふうにあざやかな色であっても、2色使いであれば派手にはならないから、大人は色数は抑えたほうがベター。その法則はコーデ全体にも適用しよう。だから、ジップアップスウェットシャツの白い部分を拾って、パンツはオフ白、手持ちしたり腰に巻く用のシャツは寒色系を。ほら、いい具合のお目立ちでしょ。柄もぐっと際立つから一石二鳥。流行りのアイテムと柄で、春もいい気分で外出できる!
ハーフジップスウェットシャツ2万4200円(ノア/ノア クラブハウス)、Tシャツ8800円(デウス エクス マキナ/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)、腰に巻いたシャツ3万9600円(ロンハーマン デニム/ロンハーマン)、パンツ1万5950円(オムニゴッド/オムニゴッド事業部)、サングラス2万3980円(レイバン/ルックスオティカジャパン カスタマーサービス)、スニーカー2万4200円(ヨーク/ヘムトPR)
〈Easy technique Style 03〉
タフなジャケットで脱・オジサン!
暖かい季節になってくると、大人の男はどうもポロシャツに頼りがち。おそらくTシャツよりきちんと感があるからかと。もちろん襟付きゆえの上品さや清潔感は長所。が、当然ウィークポイントだってある。それが、普通に着こなすとゴルフ好きのオジサン感が出てしまう点。「どうもポロシャツを着ると野暮ったくなってしまう……」と正直悩んでいた方も多いはず。ポロシャツの上に1枚羽織りたい今の時季だと、その着こなしもより悩みのタネになってくる。そんな大人にオススメしたいのが、とにかくポロシャツを“男らしいアイテム”と組み合わせるという方法。ポロシャツの優等生感を少し打ち消してくれるようなアイテムと一緒に着ることで、オジサン感が減ってぐっと精悍に見えるようになるのだ。ちなみに、男らしいアイテムってなに? と疑問を抱いたアナタ。たとえば今季ならファティーグジャケットなどのタフ系アウターが最適。たくましく骨太で、ポロシャツの優男な印象を打ち消してくれる。もちろん、パンツも男らしいものがいい。こんなふうにリアルに色落ちした青デニなんかは馴染みもあるし抵抗なく合わせられる。どう? これならポロシャツも全くオジサン臭なく着こなせるはず。アウターを脱いだってダメデニとのナイスコンビで男らしさは維持できる。ポロシャツの上品さを上手に使えば、もうオジサンなんて言われない!
ファティーグジャケット3万7400円(ア ボンタージ/ブリックレイヤー)、ポロシャツ1万7600円(フォーサムワン/エドストローム オフィス)、デニムパンツ4万7300円(エージー/コロネット)、サングラス3万5200円(アイヴァン/アイヴァン 東京ギャラリー)、スニーカー2万5080円(リプロダクション オブ ファウンド/アイ ファウンド)
●アイヴァン 東京ギャラリー
TEL:03-3409-1972
●ゴールドウイン カスタマーサービスセンター
TEL:0120-307-560
●コロネット
TEL:03-5216-6518
●コンコード ショールーム
TEL:03-6804-3108
●ナナミカ マウンテン
TEL:03-6416-3012
●ハンドイントゥリー ショールーム
TEL:03-3796-0996
●オムニゴッド事業部
TEL:03-5474-7579
●ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム
TEL:03-3401-5001
●ノア クラブハウス
TEL:03-5413-5030
●ヘムトPR
TEL:03-6721-0882
●ルックスオティカジャパン カスタマーサービス
TEL:0120-990-307
●ロンハーマン
TEL:0120-008-752
●アイヴァン 東京ギャラリー
TEL:03-3409-1972
●アイ ファウンド
TEL:03-6434-7418
●エドストローム オフィス
TEL:03-6427-5901
●ブリックレイヤー
TEL:03-5734-1098
photo : Tomoo Syoju (BOIL) styling : Takeshi Yanagawa、Takumi Tagawa(remix)