ついこの前まで肌寒い日が続いたが、気が付けばもう5月。ということは、アクティブな男に欠かせないショーツの季節がやってきたということ。ショーツがひとつ加われば、コーデの幅だって広がるってもの。とはいえ、気になるのは小僧っぽくなってしまうんじゃないか? ということかと。今季は短丈が流行っているからなおさら。ということで、いち早くショーツコーデを紹介!
〈Shorts Style 01〉
そろそろショーツスタイルがお目見えしてくる季節。海好きのアクティブ男なら、いち早くショーツ姿になりたいはず。ただ、朝夕の冷たい海風を考えるとショーツにTシャツ、シャツ1枚羽織り程度の姿じゃまだ心許ない。ショーツを穿くのであれば、せめてトップは暖かさをしっかりとキープしなければ。この時季それを対処するのに一番いいのは、重ね着コーデだろう。重ね着であれば、暑ければ1枚脱ぐなんて具合に対応できるしね。で、そんな重ね着に重宝するのがジップアップパーカ。今回は人気パーカの中でもジップアップタイプをチョイスしたというところがミソ。フロントを全開すれば、ほら、インの白Tがガバッと見えてヌケ感たっぷり。こんなこなれた演出ができるのが大きな魅力だ。ついでに上に重ねたシャツのボタンも同じく全開にすれば、爽快なレイヤードができあがる。さらに、パーカのフードは寒さ回避もできるうえに、ちょうどいいボリュームも作り出してくれるから見た目にも都合がいい。ちなみに、このショーツ姿を大人っぽく仕上げるなら、写真の夕焼けの空を切り取ったようなサンセットカラーでまとめるのがコツ!
チェックシャツ9000円(ペニーズ/ジャーナル スタンダード レリューム 表参道)、ジップパーカ1万2500円(オーケー/アドナスト)、Tシャツ5000円(アーバー/アウターリミッツ)、コーデュロイショーツ1万8000円(ホワイトライン/グランデッド)、サングラス4万2000円(アイヴァン 7285/アイヴァン 7285 トウキョウ)、スニーカー2万8000円(ガーメント プロジェクト/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)
〈Shorts Style 02〉
旬の淡色使いを駆使する!
レトロサーフって渋い色やサンセットカラーを組み合わせることで、大人らしさが出るのが魅力なんだけど、それ一辺倒では面白みがない。で、これを今季流にアップデイトしようっていうのが今回のお題。要は、渋いが古臭く見える場合もあるので、その危険を回避しようってわけ。とはいえ、大人らしいサーファーのニュアンスは残したい。だから海好きが愛用する定番アイテムを合わせていくことは大切。たとえば、ショートパンツにボーダーTにGジャンライクなJKを羽織って、アクティブさの演出にニット帽をプラスするなんて具合。一方で、肝心なのがイマドキ感。それを意識するなら、やはり色に注目するのが手っ取り早い。で、使ったのが淡色。茶色じゃなくてベージュ、グレーやピンクもかなり淡~い色調をチョイス。全体的に優しい色でまとめたことで、肩の力が抜けた大人の余裕が感じられるし、季節感も演出できている。そのうえ、若々しい!? ただ、淡すぎてボヤっとしてしまっては淡色のよさが見えないので、ニット帽やスニーカーなどの小物をポイントで濃色使いして引き締めるひと手間もお忘れなく。これさえ気を付ければ、レトロサーフも新鮮!
ジャケット2万1000円(キャル オー ライン/ユナイト ナイン)、ボーダーTシャツ8400円(リーバイス ビンテージ クロージング/リーバイ・ストラウス ジャパン)、ショートパンツ1万2800円(ピルグリム サーフ+サプライ)、ニット帽4300円(ビームス プラス/ビームス プラス 原宿)、サングラス5万円(アイヴァン 7285/アイヴァン 7285 トウキョウ)、スニーカー2万8000円(ガーメント プロジェクト/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)
〈Shorts Style 03〉
差のつくショーツ姿に!
初夏の足音が聞こえると誰しも気になってくるのが、ショーツ。アラフォーとはいえ、アクティブな男にとっては必須のアイテムだから、“大人にふさわしい着こなしテク”は知りたいはず。パーカにショーツなんて組み合わせは、特にそうだろう。でもその場合につきまとうのが、小僧っぽさ。今どきのショーツは膝小僧が見える丈が多いから、これは攻略しておくべきだし、上手に着こなせば一目置かれることは間違いない。そんな中、選んだのがコーデュロイ素材。特有の畝と光沢感がさりげな大人感を漂わせ、写真のような茶や、黒、グレーなんてベーシックな色を選択すれば、落ち着いた見た目にもなる。で、それに合わせるパーカがシンプルな無地では野暮ってもの。クセの強いタイダイ染めなど、遊び心を入れるのがアクティブ男らしい。パンツと色を合わせてワントーン調に仕上げれば、派手と思われがちなタイダイもワル目立ちさせずに済むってわけ。茶をメインにしたことでレトロなサーファーコーデに仕上がっているし、焼けた肌にも馴染むから、これは魅力的だ。こんなふうに、素材と色みに気を配れば、小僧になる心配なんてあるわけない!
タイダイパーカ8800円(スリフティー ルック/セル ストア)、コーデュロイショーツ1万8000円(ヤヌーク/カイタックインターナショナル)、手に持ったストライプシャツ1万3000円(ぺぺジーンズ ロンドン/LTN ショールーム)、サングラス3万4000円(モスコット/モスコット トウキョウ)、スリッポンスニーカー1万円(ヴァンズ×ピルグリム サーフ+サプライ/ピルグリム サーフ+サプライ)
●アイヴァン 7285 トウキョウ
TEL:03-3409-7285
●ジャック・オブ・オール・トレーズプレスルーム
TEL:03-3401-5001
●ビームス プラス 原宿
TEL:03-3746-5851
●ピルグリム サーフ+サプライ
TEL:03-5459-1690
●ユナイト ナイン
TEL:03-5464-9976
●リーバイ・ストラウス ジャパン
TEL:0120-099-501
●アウターリミッツ
TEL:03-5413-6957
●アドナスト
TEL:03-5456-5821
●グランデッド
TEL:03-5354-6088
●ジャーナル スタンダード レリューム 表参道店
TEL:03-6438-0401
●LTN ショールーム
TEL:03-6690-8776
●カイタックインターナショナル
TEL:03-5722-3685
●セル ストア
TEL:03-6459-3932
●モスコット トウキョウ
TEL:03-6434-1070
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photo : Tomoo Syoju (BOIL) styling : Takumi Tagawa(remix),Takeshi Yanagawa(remix)
※価格は例外を除きすべて税抜き価格です