楽しみにしていたデートも、毎回同じような格好では大人としては恥ずかしい。だから、いろんなタイプの着こなしを知っておくって大事。というわけで、今回は7月の大人のお洒落コーデの中から、ジャケットとシャツを使ったきれいめコーデをピックアップ。　これなら、デートで自信をもってエスコートできるはず！

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タイダイTシャツは、よくあるレタードTシャツやフォトプリントものより断然インパクトは上。とはいえ、多色使いのタイプだと場面によっては引かれる危険性もあるから、まあ、今回のようなネイビー単色のタイダイあたりが大人っぽさをキープできていいかも。で、ここで気をつけたいのは、合わせるジャケットとパンツは上質なものを選ぶってこと。ここがしょぼくれていると、ただのカジュアルに成り下がってしまう。ちなみに写真のジャケットは100％リネンでほどよい光沢が贅沢感を放つもの。そしてリペア加工が施された白デニムは、テイラードデニムでお馴染みの〈ヤコブ コーエン〉、な～んて具合。ともに上質なアイテムだから、カジュアルなタイダイTを仕込んでも小僧っぽい印象にはならないはず。もちろん、こんな遊びを入れてもしっくりくるのは、知的できちんと感のある紺×白コーデのおかげ。というわけで、さぁ、恐れることなくインで遊んじゃってください！

リネンジャケット4万5000円（ジャンネット／トヨダトレーディング プレスルーム）、タイダイTシャツ1万4000円（フリーシティ）、デニムパンツ7万8000円（ヤコブ コーエン／ヤコブ コーエン ギンザ シックス）、サングラス6万1000円（アイヴァン 7285／アイヴァン 7285 トウキョウ）、スニーカー1万5000円（コンバース／コンバースインフォメーションセンター）、その他はスタイリスト私物

 
お洒落にうるさい彼女とデートなんてとき。あるいは、仲間内のお気軽パーティやリゾートホテルで過ごすひととき……。着用シーンを考えても、案外使えそうなのがショーツのセットアップスタイル。そもそもショーツのセットアップは、あまり街でも見かけないシロモノ。それだけにお洒落な印象があるし個性的。上手に活用すれば一目置かれるのは間違いない。着慣れない人は、まずはベーシックなグレーや黒を選択。あるいは写真のような夏らしいシアサッカー素材のものを手に入れると、落ち着いた見た目になっていい。着こなしは、最初は小細工ナシで大人っぽく。インはシンプルなTシャツであれば、過度に気取った印象にならずに済む。さらに足元は、レザーのグルカサンダルあたりが夏らしいうえ、大人の風格出しに貢献してくれるだろう。当然膝下があらわになるから、鍛えられた筋肉と日焼け肌で魅せられるとさらにヨシ。アクティブな大人を名乗るなら、是非チャレンジを！

ブルーのストライプシアサッカージャケット6万8000円、シアサッカーショーツ3万4000円（以上フライツォーリ／ジャーニー）、ライン入り白Tシャツ9000円（RHC／RHC ロンハーマン）、グリーンフレームサングラス4万3000円（アイヴァン 7285／アイヴァン 7285 トウキョウ）、黒グルカサンダル3万4000円（パラブーツ／パラブーツ青山店）

今回用意したのは、明るさに心惹かれるブルーのリネンジャケット。品格はもちろん、リゾートライクな雰囲気があっていいんだけど、う～ん、確かに。これに白パンツを合わせてシャツをガバ開けしては、キザっぽくてまわりに引かれる危険があるかも……。であれば答えは簡単。ぐっとカジュアルなアイテムを合わせればいい。たとえばプリントTシャツとイージーパンツを合わせるなんて具合。Tシャツはプリント（といっても品格を崩さない程度の控え目で）でカジュアルなアクセントを加えられるから、ラフで気取らない雰囲気作りに最適。イージーパンツは、クロップド丈なら軽快感とヌケ感が生まれて、リネンジャケット同様夏らしい演出が叶う。どう？　これなら心配していたキザな印象にはならないはず。というわけで、こんなこなれたジャケットスタイルでデートに颯爽と登場したら、アナタの恋の行方は80％決まったのも同然。あとの20％は？　はい、気取らないトークで彼女を喜ばせてから！

ブルーのリネンジャケット6万8000円（フライツォーリ／ジャーニー）、レタードプリントTシャツ6000円（サタデーズ ニューヨーク シティ）、イージーチノパンツ1万7800円（レミ レリーフ／ユナイト ナイン）、メタルスクエアサングラス4万3000円（アイヴァン 7285／アイヴァン 7285 トウキョウ）、スウェードスリッポン5万7000円（ソロヴィエール／ワイルド ライフ テーラー）

柄は、モチーフ次第で見る人を楽しくさせてくれる面がある。だから、お茶目な柄ならデートで上手に使うと効果的。彼女の心をグッと掴むことが期待できちゃうかも。なかでも奥ゆかしい大人に（？）おすすめなのが“小柄”。たとえば今回使っているのはパイナップル柄のシャツ。これって遠目では何の模様だかわからないが、近づくと彼女だって、「えっ、こんなにかわいい柄だったのね」な～んてことになるはず。そうなると後はシメタもの。普段は男らしいアナタの中に想定外の遊び心を見た彼女は、ハートがキュン！　メロメロになるのは間違いない。もちろん、そんな柄シャツを生かすためには、その他のアイテムを無地にするという工夫も大事。スマートに見えるシャツコーデも、実はユニーク柄がポイントだったなんて、どう？　そんな見せ場を作れるアナタに、さらに彼女はキュンとするはず！

パイナップル柄シャツ2万8000円（フランク＆アイリーン／サザビーリーグ）、プリントTシャツ5500円（クリティカル スライド／ポートオブコール 表参道）、グレーデニムパンツ2万6000円（アー・ペー・セー／アー・ぺー・セー カスタマーサービス）、サングラス3万2000円（アイヴァン／アイヴァン PR）、黒レザーワラチ5800円（J.R.パラシオス／ハリウッド ランチ マーケット）

 
白シャツの爽やかな品のよさを生かす場合、ボトムには真逆のテイストを持つパンツを合わせるのが今どきのセオリー。たとえば淡青のダメージデニムなんかお誂え向き。トップが上品でボトムがワイルド。この対比が、それぞれのよさを引き立てるってワケ。とはいえ、今回のテーマはデート。場面によってはもう少し上品さが欲しいってこともある。そんなときは濃紺リジッドデニムの出番。カジュアルだけど、すっきりとした見た目には品がある。だから、好印象を確実にもたらしてくれるはず。でも、これらをそのまま着ると、なんだかお堅い感じに見える!?　ならば、アイテム選びと着こなしにひと工夫を。白シャツには今どきのオーバーサイズを選んで上下のボタンを解放。フワッと着れば見た目にも余裕たっぷりに。濃紺デニムは裾をロールアップするだけでこなれ感がアップ。ホラ、これだけでもずいぶんと力が抜けた印象になるでしょ？　あとはレザーサンダルとパンチのあるカラーニットで味付けすれば、大人らしさもバッチリ。さっそくこのコーデで、彼女の好印象を引き寄せてみて！

シャツ1万円（アッセンブリーレーベル／ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム）、肩にかけたニット2万6000円（ラッピンノット／ヘムト PR）、デニムパンツ1万2000円（リー／リー・ジャパン カスタマーサービス）、サングラス4万5000円（ディータ ランシエアー／ディータ 青山本店）、サンダル1万4000円（ビルケンシュトック／シードコーポレーション）