話題の〈フォーナイナー〉がついに上陸!
一度着ればリアルにわかる、メイド・イン・USAのかっこよさ!
過去には若さゆえの目立ちたい願望から、尖ったファッションに突っ走った……な〜んていう経験がある大人も、1周まわって落ち着くところは、着心地のいいシンプルなアイテムだったりする。特にアメカジ世代ならなおさら、メイド・イン・USAのTシャツやスウェットがどうして時代を超えて愛されるのか、その意味を年々実感しているはず。であれば、是非注目してほしいのが今年1月に日本上陸したばかりというフレッシュなカットソーブランド〈フォーナイナー〉。
- TAGS:
- Fashion
というのも、こちらクラシカルなアメリカンスタイルが持ち味。素材の選定から縫製や染色、加工など全てをメイド・イン・LAにこだわっているのだ。オーセンティックな風合いや色を再現しつつ、そのシルエットや素材感などはどこか洗練された印象。なによりその1枚でサマになるタフな存在感と、ナチュラルな着心地は、言葉にできない心地よさだ。
Tシャツ1万4300円(フォーナイナー)
シンプルな白Tの中でも、こんなふうにしっかりとした存在感と着心地のよさを併せ持つタイプなら、長く愛用できること請け合い。太めの番手の糸を使うことで、そんなオーセンティックなアメリカンスタイルをアピールできる仕上がり。ただし、縫製だけは表から縫い目が目立ちにくいブラインドステッチを採用し、すっきりとした見た目に。クラシカルなスタイルにこだわりつつも、武骨になりすぎず洗練された印象になっている。
ダメージなし(ブラック、グレー)2万2000円、ダメージあり(ホワイト)3万800円(以上フォーナイナー)
ミニマルなデザインだからこそ製造工程での素材の変化や仕上がりを予測し、丁寧に作られたクルーネックスウェット。裏毛素材を採用し、Tシャツ同様に太めの番手で編み立て、しっかりとした素材感を楽しめるのが魅力。カラーバリエは定番の3色だが、グレーはヘザーグレーの杢感を出すために、オンスを調整。また、ブラックとホワイトもピグメント染めを施し、経年変化を楽しめる仕上がりにするなど、かなりのこだわりよう。着れば着るほど愛着が湧くこと間違いナシ。
ダメージあり(グレー、ブラック)3万3000円、ダメージなし(ホワイト)2万4200円(以上フォーナイナー)
クルーネックスウェットと同じく太めの糸を使い、パイルの長さやディテールなど細部までこだわって作られた裏毛素材を使用。フェザーグレーの杢感や、ブラックとホワイトのフェード感を楽しめる絶妙なカラーリングに加え、グレーのパーカにはヴィンテージ加工をプラス。デニム加工の技術に長けたLAの職人による、フードの縁の自然なダメージや、全体のこなれた風合いなど、リアルに着込んだような表情が楽しめるのが嬉しい。
●フォーナイナー
TEL:03-6451-0705
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Takumi Tagawa text : Satomi Maeda