かっこいいとはこういうこと!?
こだわり抜いたカリスマサーファーと、〈RHC〉のワークウエアが大注目!
お洒落であることは、着こなし以前にアイテム選びにあることは言うまでもない。それには、やはりブランドのバックグラウンドにある成り立ちやこだわりというものが大切になってくる。というのも、見た目はもちろんのこと、バックグラウンドは着る幸せを満たしてくれるからだ。今回是非紹介するのは、まさに満足のいく気分にさせてくれるブランド。それが、〈ラミネーション サンディエゴ〉。さらに〈RHC〉がそのスペシャル版を作ったというから、見逃すわけにはいかない!
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Lamination San Diego
ご存知だろうか? ジョエル・チューダーを。恐らくサーフィンをかじったことがある人なら聞いたことはあるはず。ロングボーダー界の憧れのカリスマライダーだ。そんな彼が2021年に立ち上げたのが、グラスファクトリー〈ラミネーション サンディエゴ〉。
グラスファクトリーと聞いて、ピンとこない人もいるかもしれないが、ここは波乗りにおいてとても重要なボード作りをする場。ジョエルが信頼を置くサーフボードビルダーを厳選。名匠アレックス・ヴィラロボスをはじめとする世界トップレベルのグラッサー(ボードに樹脂を塗るなどの仕上げをする人のこと)が集結。これ以上ないといっても過言ではない技術者が集うファクトリーに。そんなファクトリーで働く一流ビルダーは、中味も外見も洒落ている。ジョエルの「いつかグラスファクトリーをオープンして、僕たちにすべてを与えてくれたこの業界に恩返しをしたい」という言葉に共感した〈RHC〉が、その一翼を担うべく、〈ディッキーズ〉の協力のもとワークウエアを製作。いわゆる、ビルダーたちが働く際に着用するための機能性を持ちながら、サーファーの洒落心を投影したスペシャルアイテムだ。右から、ショーツ1万7600円、半袖シャツ1万7600円、ジャケット2万900円、ロングパンツ2万900円(以上ラミネーション サンディエゴ/RHC ロンハーマン)。各アイテム、ベージュ、グリーン、ブラックの3カラー展開。
洋服を作るうえで考慮したのは、サンディエゴという1年中暖かである気候、そしてビルダーたちが作業しやすい可動範囲がある服ということ。さらに、強度がありつつも快適な着心地であることも重要視。ということで選ばれたのが、ライトなTCツイル。いわゆるワークパンツに使われる硬く張りのある素材。そう、ずばり〈ディッキーズ〉のチノパンを思い浮かべてもらうのが一番わかりやすいだろう。その素材よりもライトな素材で仕上げている。もちろんパターンも〈RHC〉ならではの調整がしてある。シャツは、〈ディッキーズ〉のシルエットを残したボックスタイプだが、シャツ丈を短くし動きやすさを確保。ジャケットは丈を長くし、大人が普段着として使いやすく仕上げた。ロングパンツは〈ディッキーズ〉の定番にして人気の“874”をベースに制作。ショーツは、ワイドすぎずタイトすぎないシルエットのバランスにこだわり、ペン挿しやフォンポケットを配し、実用性と存在感あるデザイン性を高めたデザインに。
また、トップのシャツやジャケットにはジョエルからもらった“THE HIGH PERFORMERS”というアートワークを刺繍で施した。これは、グラスファクトリーに集まるビルダーの技術は「世界でも素晴らしい」という意味合いと、気分がハイになることを掛け合わせたユーモアたっぷりのフレーズだ。海と自由と仲間を大切にするサーファー、ジョエルの人となりを表現しているようだ。
今回作ったこのワークウエアは、形だけではなく、現在進行形で彼らは毎日粉や樹脂だらけになりながら実際に着用している。そう、この事実から、これは本物のワーカーたちのために本気で作ったウエアだということがわかっていただけるだろう。見た目のかっこよさはさることながら、〈RHC〉企画によるジョエル・チューダーの熱い思いが表現されたアイテム。こんなアイテム、もう手に入らないかもしれない。買うなら今だ。そう断言できる逸品だ。
これらのアイテムは、4月15日(土)より、〈RHC ロンハーマン〉〈ロンハーマン「R」〉各店舗、ロンハーマンオンラインストアにて発売中。