羽織るだけでサマになる! 秋は軽めのお洒落ライダース!
だいぶ涼しい季節となってきて、気軽に羽織れるアウターが欲しくなってきたところかと。ニットややパーカなんかで暖かさをキープするのもいいけれど、大人にこそふさわしいライトアウターでお洒落を加速するのもひとつの手。であればイチオシは、1枚でかっこよくサマになるシングルライダース! 質のいいレザーが放つ上品さや精悍さは大人の男にうってつけだ。
シングルであれば、ダブルのガチな重厚感は控えめで軽快。普段のカジュアルスタイルと馴染みはいい。ライダースと聞いて多くの人が感じるワイルド感強めのハードルの高さは全くなく、合わせるアイテムも選ばないのが魅力だ。たとえば白T×デニムで往年のアメカジスタイルだって簡単に作れるし、シャツやニットにチノパンを穿いた品ありスタイルなんかにもハマる。大人感をプラスするにはもってこいってワケ。ってことで、特に大人におすすめの5ブランドをピックアップ!
51万7000円(ムーレー/コロネット)
創設は2006年だが、それ以前もダウンアイテムのファクトリーとして運営されていた、歴史あるイタリアブランド。レザーアイテムにも定評があり、品質の高いナッパレザーを使ったコチラも非常に優秀。ほどよく肉厚ながら着こむほどにカラダに馴染むゆえ、唯一無二の相棒となってくれる。シルエットもタイトすぎずルースすぎずの好バランスで、ライダース初心者でも着やすい。
15万9500円(チンクワンタ)
フィレンツェ郊外に構えるレザーウエアのファアクトリーブランドからは、これぞシングルライダース! な作りの1着がお目見え。絞りを効かせたフォルムは、着込むことでカラダに沿ってレザーがフィットして、ごわつきなく着こなせる。個性を出せるグレイッシュブラウンの絶妙なトーンは、さすがレザーが得意な老舗といった印象。手ごろな価格も非常に魅力的!
20万9000円(エストネーション)
シングルライダースのデザインに、ミリタリーライクな印象のフラップポケットを備えた個性的な1着。柔らかなシープレザーを使っているから、買ったその日から軽やかに羽織れるのも嬉しいところだ。どこかレトロな印象漂う明るめのブラウンカラーも意外と珍しく、映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のように、1960年代っぽい雰囲気で着こなすといっそうサマになるはず。
13万8600円(ラグ & ボーン/ラグ & ボーン 表参道店)
2006年に発表された、ブランドのアーカイブデザインを現代的に再構築。なめらかなラムレザーを使って羽織り心地よく仕上げた。デニムをメインに揃えるブランドが作るゆえ、やっぱりデニムがよく似合う。なにせモデル名が“アーカイブ カフェ レーサー”だけに、デニムにブーツ、乗るバイクは自分好みにカスタムされたカフェレーサー!?
8万6900円(デウス エクス マキナ/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)
シボ感の強いシープレザー、シルエットはタイトながら骨太な雰囲気漂う作り、チェッカーフラッグ柄のライニング。モト好きにはたまらないディテールを備えるシングルブレストライダースは、経年変化による深みを存分に楽しめる。ロングライドに欠かせないアイテムを入れるのに十分な数のポケットを備える点も、手ぶら派には嬉しい!
●エストネーション
TEL:0120-503-971
●コロネット(ムーレー)
TEL:03-5216-6521
●ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム
TEL:03-3401-5001
●チンクワンタ
TEL:050-5218-3859
●ラグ & ボーン 表参道店
TEL:03-6805-1630
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Takumi Tagawa(remix) text :Yuta Yagi