❝アスリートドレッサーアワード❞受賞選手に聞いた
アスリートたちがこだわるファッションとは?
2017年12月3日、阪急メンズ東京で開催された❝第6回アスリートドレッサーアワード❞の授賞式。その模様については以前ご報告したばかりだが、今回は、受賞選手たちにそれぞれフォーカス。お洒落やライフスタイルに関するコメントとともに、今一度振り返ってみよう。受賞したアスリートたちに…
2017年12月3日、阪急メンズ東京で開催された❝第6回アスリートドレッサーアワード❞の授賞式。その模様については以前ご報告したばかりだが、今回は、受賞選手たちにそれぞれフォーカス。お洒落やライフスタイルに関するコメントとともに、今一度振り返ってみよう。受賞したアスリートたちに共通するのは、スポーツシーンだけでなく、みんなプライベートも充実し、同時にお洒落にも精通しているということ。そんな彼らのこだわりって、実際はどんな感じ!?
井上尚弥選手
ジャケット5万6000円、パンツ3万2000円、シャツ2万1000円、ストール1万9000円、ベルト1万2000円、スニーカー2万7000円(以上アルマーニ ジーンズ/ジョルジオ アルマーニ ジャパン)
ショッピングで妻に意見を聞くことも
今年、大活躍を見せた井上尚弥選手。「ボクシングに関していえば、アメリカ挑戦もできましたし、大きな変化があった年でしたね。私生活に関しては子供が生まれ、新たな家族が増えました。もちろん来年もなにごとにつけて、いい成果が得られたらと思っています」と、語ってくれた。なるほど、プライベートの面でも充実した毎日だったようだ。さらに、「家族と過ごす時間が増えて、買い物に行ったりもしますよ。ただ、やっぱり子供中心の買い物になりますけど(笑)。でも、それが今、プライベートでは楽しみなんです」と続けてくれた。一方、お洒落に関してはどんなこだわりがあるのだろうか?
「普段はカジュアルな格好が多いです。あまり着飾らず、清潔感を心がけています。たとえば、色も白や黒などのモノトーンでシンプルにいくのが基本。ワンポイントで色を入れることがあっても、あんまり派手にはしないですね。シルエットも、どちらかというとタイトめが多いです。そんな感じなので、実は今日のようなジャケットは着ることはあまりないんですよ(笑)」。ラフなカジュアルながら、きちんと感のある着こなしをしているのはさすがに大人らしいところ。では普段、服はなにを参考に、どんなふうに選んでいるのだろうか?「あまりお洒落の参考にしているものや人はいないんですよね。そのとき自分でいいなと思ったらそう着る、みたいな。ただ、買い物は奥さんと行くことが多いので、似合うかどうかを見てもらったりはすることがあります。普段から人に見られることが多いので、そこは多少は気を使っています。だから、こうして選ばれてとても嬉しいです!」
杉田祐一選手
ホワイトデニムジャケット3万2000円、グレーのコットンケーブルクルーネックニット1万4000円、シャツ1万5000円、グレーのダメージデニムパンツ2万6000円(以上ジースター ロゥ/ジースター インターナショナル)、スニーカー11万5000円(クリスチャン ルブタン/クリスチャン ルブタン ジャパン)、その他は私物
「個性的だね」といわれた方が嬉しい
大躍進を見せたテニスプレイヤーの杉田選手。「今年一年を振り返ってみると、まさに飛躍の年になりました。歴代の記録を塗り替えられましたし、特に松岡修造さんの46位という順位を大きく上回って、36位にまで上がれたことは大きいです。やはり今年といえばツアー優勝したことが大きいです。あの試合ですべての記録を抜いたので、ターニングポイントになったというのは間違いなくあります。来年は自身の記録を超えたいという目標もありますし、もっと大変な年になるとは思いますが、やりがいがありますし、進化したいと思います」と嬉しそうに語ってくれた。
では、気になるお洒落に関してはどうだろうか? 「普段は細めで、シャープなシルエットが好みです。地味になりすぎないように意識はしてますよ。もちろん、あまり派手にするわけではないんですが、個性的なデザインのアイテムなど好きですね。いろんな色のアイテムを着ますが、なかでも赤は好きです。一時期ハマってまして、いろいろ集めたりもしました。また、お洒落でインスピレーションを受けているのは、フランスの選手です。海外にいることが多いので、そっちの人たちの影響は受けることが多くて。フランスの選手ってホントにお洒落なんですよね。テニスって、個人のスポーツだけに、スタイルもみんな個性的。いろんなタイプがいるんですよね。うわ、すごいなっていう格好をしている人も好きなんです。流行と自分の個性の融合というのがファッションの醍醐味だと思うので、そこのせめぎあいがポイントだと思います。だから、個性的っていう意味で受賞したのなら嬉しいです。自分は、お洒落というよりは、個性的と言われたほうが嬉しいんですよ。」
野球
千賀滉大選手
ダウンジャケット9万円(タトラス/タトラス ジャパン)、ニットジャケット2万4000円、シャツ1万6000円、パンツ2万8000円(以上リプレイ/ファッションボックスジャパン)、ボウタイ参考商品(フェアファクス/フェアファクスコレクティブ)、スニーカー16万5000円(クリスチャン ルブタン/クリスチャン ルブタン ジャパン)
お洒落のこだわりはどれだけラクかということ!
「WBCではじまり、日本シリーズにも出場できた今年。チームとして日本一になったことはよかったです。個人的にはケガもしましたが、2ケタ勝てましたし本当によかったなと。大舞台で投げられたことは本当によかったですね。来年はケガをしないように、しっかり1軍で投げること、さらに、自分の成績を伸ばせるように頑張りたいです」と今年を振り返る千賀選手。
では、ファッションにはどんなこだわりがあるのだろうか? 「普段は本当にラフでカジュアルな格好なんですよね。こだわりはなにかと聞かれたら、どれだけラクかということ(笑)。腕時計やアクセサリーなども、買ったとしても、実はあまりつけないんですよ。やっぱりラクであることが大切なんです。そんな感じなので、アイテム選びは、着心地がどれだけいいかにこだわります。サイズ感も、ピタピタすぎず、ダボダボすぎず、ジャストサイズで。色も白、黒といったシンプルで落ち着いた色が中心ですね」と語る千賀選手。「休日は赤ちゃんと一緒に家で遊んでます。今、プライベートではそれが最高のひとときなんです」と語るように、休日はリラックスして過ごすため、着こなしも自ずとラクなものになっているのかもしれない。「今日みたいなドレスアップした格好は普段はしないので、新鮮みがあって面白いです」と、普段とは全く違う今日の格好について話してくれた千賀選手。お洒落のお手本について聞いてみたところ、次のように語ってくれた。「身近な人でお洒落な人は、やはり柳田さんとかですね。正直、この受賞は人違いかなと思いました。率直に、なんで?って。(昨年受賞した)柳田さんと肩を並べられたので、胸を張って生きていけます(笑)」
陸上
藤光謙司選手
レザージャケット27万5000円、シャツ2万8000円、デニム4万8000円、ブーツ8万6000円(以上ベルスタッフ/ベルスタッフ阪急メンズ東京)
デニムの着こなしでシンプル・イズ・ベスト
「この1年は、変化の年であったと同時に、充実した年でもあったかなと思います。やっぱり、メダルを取ったときというのは嬉しかったです。日本に帰ってきて、みなさんから祝福されたときにそれは特に実感しました。自分がなにかをやり遂げて帰ってきたんだって。それに、いろんな人に影響を与えることができたというところもよかったですね。2017年は変化の年になったので、その勢いを3年後の東京五輪に向けて、来年もいいステップを踏める年にしていきたいです」と、今年を振り返って、藤光選手は語ってくれた。
では、ファッションに関しては、どんなこだわりがあるのだろうか? 「シンプルイズベスト、というわけではないですけど、夏はTシャツにデニムみたいな格好が多いです。ただ、シンプルな中に洒落っ気があるような感じがいいですね。競技で着る服に関してもどこかに差し色を使うとか、普段からは意識している部分はあります。スポーツもファッショナブルなほうがいいなと僕は思っているので、いろんな意味では意識しています」と、プライベートのみならず競技でも、やはりお洒落はちゃんと意識しているようだ。「サイズ感でいえば、比較的ピタッとしたものが多いかもしれませんね。だけど、やはり腿まわりなどが発達する競技なので、デニムやパンツに関しては少しゆとりがあるタイプを選びます」と藤光選手。サイズについては、やはりアスリートならではの選び方といったところだろう。最後に、お洒落だと思う人はどんな人かと聞いてみた。「芸能人でいうと、草彅剛さん。草彅さん自体好きなんですが、僕はデニムをよく穿くので。草彅さんはベストジーニストを受賞されたりしていて、お洒落だなと思っています。デニムをうまく使いこなせているところがいいなと思います」。普段、デニムを中心に着こなしをするあたりは、まさに『Safari』流のスタイルがお好き!?
フィギュアスケート
無良崇人選手
ジャケット7万円、チーフ1300円、タートルネックカットソー1万4000円、デニムパンツ23000円(以上ランバン オン ブルー/ジョイックスコーポレーション)、シューズ4万2120円(エコー/エコー・ジャパン)その他はスタイリスト私物
細かいところをこだわったりするんですよ!
「2017年はオリンピック選考の年で、うまくいくとき、いかないときというのはありましたが、いろんな試練をひとつずつ乗り越えていくというような成長の年だったと思います」と話すのは、フィギュアスケーターの無良選手。「自分のことではないんですが、真央(浅田選手)が引退したというのは大きかったです。同じ年で、ずっと小学生からやってきた仲間なので。平昌のオリンピックも出ようよ、なんて話していたので、自分にとっては衝撃でしたし、寂しいなという気持ちも大きかったです」一緒に苦難を乗り越えてきた同じ年の浅田選手引退は、今年心に残った出来事だったようだ。 「ファッションに関しては、最近いろんな場にお邪魔させてもらうことが多かったので、ジャケットなどを着る機会が増えました。ただ、普段はやはりカジュアルなものが多いです。手持ちのアイテムは、白、黒、グレーなど、モノトーンのシンプルなアイテムが多いんですが、最近差し色を入れるようになったかな?」と語る無良選手。
さらに、まわりでお洒落な人は誰かと伺ったところ、「お洒落だなと思う人は高橋大輔選手。とてもこだわりが強い人。昔からお洒落で、先輩として慕っているんですが、これかっこいいなということはマネしたりもしました」とも。ちなみに無良選手は、ずっと『Safari』をお洒落の参考にしていたとか。編集部としては嬉しい限り! 「『Safari』は高校の終わりくらいから読んでいましたよ。海外セレブの方がたくさん掲載されていて、こういう合わせ方もいいなとか、参考にしていました。だから、今回の授賞式は、まさか選んでいただけるなんて思ってなかったので、本当に嬉しいです。もちろん『Athlete Safari』もずっと購入していました。最新号(VOL.18)出られたときも、嬉しかったです(笑)」そして最後に、プライベートはどんな過ごし方をしているか聞いてみた。「クルマを運転するのが好きで、よく遠出しています。車種ですか? 家のクルマは歴代ずっと〈スバル〉だったのですが、最近は〈マツダ〉のディーゼル車です。運転するときはブーツではなくスリッポン、ドライビングシューズなどで運転しますよ。そういう細かいところは、こだわったりするんですよね(笑)」
Athlete's Favorite Award
〈アウディ〉R8 スパイダー
ミッドシップスポーツならではの躍動感!
さてさて、前回の第5回アスリートドレッサーアワードから特別賞として加わったのが、Athlete's Favorite Award(アスリートフェイバリットアワード)。これは簡単にいうとアスリートにふさわしい、優れた″モノ”に贈られる賞。で、今年受賞したのは、多くのセレブも愛車として所有する〈アウディ〉R8のオープントップモデル、〈アウディ〉 R8 スパイダーだ。ミッドシップスポーツならではの躍動感がアスリートたちにも人気となった車種。まさに、一流アスリートにもふさわしいモデルゆえに、今回の特別賞を受賞したってワケ。で、このクルマ。どんな特徴があるかというと、ボディサイドにはエアインテークとサイドブレードを備え、ミッドシップスポーツであることをアピール。フロントには、左右それぞれに37個ものLEDを備えたLEDマトリックスヘッドライトを標準装備しているのも、外観上目を引くポイントだ。もちろん中身だってスーパースポーツそのもの。最高出力540PSを発揮する5.2L V10 エンジンを搭載し、アウディ独自の4輪駆動システムクワトロを採用。ボディフレームは、軽量かつ高い剛性を誇るアルミとカーボンファイバー強化プラスチックを組み合わせた、新世代のアウディ スペース フレーム(AFS)により、パフォーマンス走行を実現させてくれる。さらに、電動油圧式のソフトトップのフレームには、アルミニウムやマグネシウムを用いて徹底的に軽量化。開閉に要する時間はわずか20秒。50km/h以下であれば走行中の操作も可能となっている。
そして、気になるコックピットは、モノポストデザインで各操作がドライバー中心に設計され、メーターパネル内に設置された12.3インチのTFTディスプレイも見やすくモダンなデザインに。スピードメーターやタコメーターだけでなく、ナビゲーション システムをはじめとする様々な情報を表示できるアウディ バーチャル コックピットを標準装備し、ドライバーの目線の動きを最小限に抑え、スポーツドライビングをサポートしてくれる点もさすがといえる。 お洒落な男を目指すなら、服装だけでなく、ファッショナブルな”モノ”にもこだわりたいところ。クルマであれば、この〈アウディ〉R8 スパイダーは間違いなく洒落て見える!
なお、今回の第6回アスリートドレッサーアワードでは、こちらのアイテムも副賞として選手に贈呈。どれもお洒落で爽やかなアスリートにとっては必需品! みなさんも是非チェックしてほしい。
〈ガーミン〉のマルチスポーツGPSウォッチ❝フェニックス ファイブ❞
GPSのパイオニアである〈ガーミン〉腕時計フェニックスシリーズは、米海軍F/A18パイロットにも採用される耐久性を備えた時計。最新モデルの“フェニックス ファイブ”は長時間のトレーニングも持つバッテリー寿命に加え、ビジネスやドレッシーなファッションにも合うデザインを兼ね備えた〈ガーミン〉のフラッグシップモデルだ。
〈スムーズスキン〉の❝スムーズスキン フォーメン❞
イギリスで絶大な評価を得ているIPL光脱毛器ブランドのメンズ専用モデル“スムーズスキン フォーメン”。自宅に居ながらにして、サロン同様のクオリティの高い脱毛ケアが可能だ。アスリートは清潔感が大事。ということで、手軽にケアできるコチラの脱毛器は、一度使ったら手放せない⁉
〈ラボ シリーズ〉の❝マックスLS❞シリーズ
いち早く男性の肌のエイジングケアに着目した、メンズスキンケア市場でもNo.1の人気を誇る〈ラボ シリーズ〉。一流のアスリートであれば、試合や練習後にシャワーを浴びたら、当然こちらのシリーズでお肌もしっかりケアしたい!?
●ジョルジオ アルマーニ ジャパン
TEL:03-6274-7070
●ファッションボックスジャパン
TEL:03-6452-6382
●フェアファクスコレクティブ
TEL:03-3497-1281
●クリスチャン ルブタン ジャパン
TEL:03-6804-2855
●タトラス ジャパン
TEL:03-5708-5188
●ベルスタッフ阪急メンズ東京
TEL:03-6264-5880
●ジョイックスコーポレーション
TEL:03-3486-1573
●エコー・ジャパン
TEL:0120-974-010
●ジースター インターナショナル
TEL:03-6890-5620