いい年の大人だからこそあえての“ポロベア”でギャップを狙う!?
多くの女性は、武骨な男がチラリと見せる茶目っ気にどうもくすぐられるらしい。ん!? でも、それが難しい……だったら、服でギャップを見せるのはどう? 大人の遊び心と風格が同居する“ポロベア”なら、彼女のハートを射抜けるはず。
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RALPH LAUREN PURPLE LABEL
不良が雨に濡れた子犬を助ける。そんな姿を目にして、女の子が思わず胸キュン……。な~んてのは、青春ドラマにありがちなシーンだが、実際に女性はギャップに弱いもの。軽く見えるのに祖父母を大切にしていたり、ガサツに見えるのにテーブルマナーが美しかったり。そんな様々なギャップに、世の女性はノックアウトされている。ならば、ファッションでもこのギャップ効果を取り入れてみては? たとえば、いつも男らしい服を好む読者のみなさんなら、茶目っ気のあるかわいいところを見せるのが効果的かと。ただし、難しいのがサジ加減。奇抜すぎると自己満足にしか映らないし、ヘタなキャラものではワル目立ちするだけ。女性がぐっとくる“かわいい”のストライクゾーンは意外と狭いのだ。
で、探してきたのが〈ラルフ ローレンパープル レーベル〉のクルーネックニット。見てのとおり、あの“ポロベア”が堂々とフロントに鎮座! このブランドを代表するアイコンは、1991年の誕生時に大ヒットを記録。さらに2004年には、カニエ・ウェストが赤いポロベアのニットを着てデビューアルバムのカバーを飾り話題に。近年になってまたファッショニスタの間で人気を博す“世界で最もお洒落なベア”なのだ。ここまで人々を惹きつける理由のひとつが、ディテールまでこだわったポロベアのキュートかつダンディな着こなしだが、ご覧のニットでもその魅力は健在。デザイナーであるラルフ・ローレンが米国のライフスタイル誌『タウン・アンド・カントリー』に登場したときのコーデを元ネタに、時計やベルトまで凝りに凝った作りとなっている。これなら、かわいいベアであっても、落ち着いた色使いと巧みな意匠で、子供っぽさはいっさいなし。大人の風格を失うことなく、意外な茶目っ気に彼女も思わずにっこりしちゃうかも!?
刺繍ワッペンの時計の文字盤、パンツにあしらったスウェードのパッチ、ブランドロゴを刺繍したベルトのバックルなど、巧みな意匠を施したポロベアに驚き。カシミヤの肌触りも、格上感にひと役買っている。〈阪急メンズ東京〉の店舗限定アイテム。16万5000円(ラルフ ローレン パープル レーベル/ラルフ ローレン)
●ラルフ ローレン
TEL:0120-3274-20
雑誌『Safari』9月号 P245掲載
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