柔らか素材とロックな裏地がこだわりの個性豊かなレザージャケット
男らしく着こなせるレザージャケットは、大人なら1着は持っている人気のアウター。それだけに、街では同じようなアイテムを着ている人が多いのが気になるところ。でもコチラのレザージャケットなら、定番のアイテムとはひと味違うこだわりが満載!
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HYSTERIC GLAMOUR
大人の男なら、レザージャケットをさらりと着こなしたいもの。羽織るだけで男らしくキマるし、どんなコーディネートにもハマるのがいい。とはいえ、実際に王道の黒レザージャケットとなると、その人気の高さゆえに街で被ってしまう確率は上がる。さらにレザーの魅力である男クサさや重厚感は意外に曲者。一歩間違えると、ギラギラした怖い印象を持たれてしまうし、若造っぽく見られてしまいがち。だから、ビシッとかっこよく着こなしていても、時と場合によっては浮いてしまう可能性も。願わくは適度に男クサさを残しつつもカジュアルに着こなせて、それでいて誰とも被らないものがあるといい。そんないいとこ取りなのがコチラ。
このジャケット、見た感じからしてものすごく柔らかそうでしょ? 肉厚の羊革を使用しているので、特有の軽さと柔らかさがある。さらにほどよい光沢感もあるから、ゴツく見えないし、重厚感もない。弾力があるのでカラダへの馴染みがよく、着心地は抜群だし、もちろん脱ぎ着も楽チン。また、脱いだときに見えるロックテイストな裏地にも注目してほしい。見えない部分に遊び心を取り入れるというのが洒落者の着こなしってもの。そもそもこの〈ジィ ヒステリック トリプルエックス〉は、ロックテイストのディテールに強いこだわりを持っている〈ヒステリックグラマー〉のハイエンドライン。今回は裏地にそのこだわりを表現した。だから前を開けて着用すれば、歩くたびに裏地がチラッと見えて、これなら街で人と被ることもないし、格上感が際立つというわけ。
定番の黒レザージャケットも、ひと味違う風合いや仕掛けがあれば、さりげなく冬のコーディネートをアップデイトしてくれるはず。違いのわかる大人が着るなら、こんなこだわりがないとね。
ニュージーランド産の羊を原皮としたクロムなめしの羊革で、ハリントンジャケットのディテールをベースに、オールレザーで仕上げている。身頃裏地にはキュプラ100%のオリジナルプリントが施されていて、吸湿性に優れている。16万円(ジィ ヒステリック トリプルエックス/ヒステリックグラマー)
●ヒステリックグラマー
TEL:03-3478-8471
雑誌『Safari』10月号 P248掲載