見た目も中身も“ブラックジャック”みたいな財布!?
独特な深みと高いデザイン性!
“玉虫色”と表現したらよいのか、光の具合やアイテムの場所によって印象が違う独特で深みのある色合い。目を惹くハンドステッチもほかにはない。28万8200円(ベルルッティ/ベルルッティ・インフォメーション・デスク)
ブラックジャックみたい、と表現することが正しいかわからないけれど、この財布を見たときの正直な感想だ。“ラピエセ・ルプリゼ”と名づけられたこのコレクションは〈ベルルッティ〉が誇るパティーヌ(手作業ならではの独特なムラ感を表現する染色技法)レザーとスクリット(数世紀前のカリグラフィーの文字などを刻印したデザイン)レザーをパッチワークした限定デザイン。ふたつのレザーを繋ぐ大きな縫い目も特徴。
この縫い目が“ブラックジャック”的なわけだけれど、このデザインには深〜い理由がある。“大切な品物を修繕して使う”という意味から名づけられた“ラピエセ・ルプリゼ”コレクションは、2005年に4代目当主のオルガ・ベルルッティによって生み出されたとか。いいものを長く使うという思考が、レザーを繋ぎ合わせるというアイコニックなデザインで表現されているというわけ。なんとも小気味よく、美しい。
そして、繊細かつ、重厚な見た目と裏腹に、機能面も充実しているのも見逃せないポイント。高い収納力はもちろん、しっかり小分けになっている気遣いは、ブラックジャックの持つ真の優しさにも似ている!?
見た目の重厚さに反して、使い勝手は抜群! 中は細かく分かれており、紙幣や領収書などきれいに収納できるのは嬉しい。また、カードホルダーもたくさん付いているので、買い物時の「どこいった!?」からも解放される
●ベルルッティ・インフォメーション・デスク
TEL:0120-961-859
雑誌『Safari』10月号 P130掲載
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