うん? 怪我をした老人を少年が気づかっているの? な〜んて、思ったら、こちらはベテラン俳優シルベスター・スタローンの撮影現場のひとコマ。2月中旬にアトランタで行われたのは、新作映画『サマリタン』(原題)のロケ撮影。この作品は、20年前に行方不明となったスーパーヒーローを少年が探しにいく物語だとか。スタローンは、主人公スタンリー・コミンスキーを演じるのだが、彼が姿を消したスーパーヒーローなのかは定かになっていない。
撮影シーンでのスタローンは、鼻の上に大きな切り傷があり、そこから出血。左目も腫れあがり、代表作『ロッキー』のロッキー・バルボアを彷彿とさせる痛々しいお姿。子役の少年の右目の上にも擦り傷があることから、激しいアクションシーンの撮影が行われたのかもしれない。監督は、『オーヴァーロード』のジュリアス・エイバリー。『サマリタン』(原題)は、2020年11月11日全米公開。
ちなみに現在73歳のスタローンだが、まだまだ映画製作に意欲的なご様子。日本国内では、6月12日(金)より、『ランボー ラスト・ブラッド』が公開予定だが、今後、マイケル・ベイ製作総指揮による『リトル・アメリカ』(原題)の製作も予定されている。こちらは近未来のSF作で、中国に支配されたアメリカが舞台のアクションものだとか。『ウェイストランド』のローワン・アトリーがメガホンを取る予定で、全米公開日は未定となっている。