判定不服で審判の顔面を蹴る蛮行!【オリンピック アラカルト】
熱戦が続くパリ2024オリンピック。ここではこれまで開催されたオリンピックの中から、印象的な出来事や事件などを振り返っていく。今回は2008年北京大会の許されない出来事!
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それは許されない蛮行だった。2008年の北京大会、テコンドー80kg超級に出場したキューバ代表のアンヘル・マトス。初戦、準々決勝を勝ち上がるが準決勝で韓国代表に僅差で敗れ、3位決定戦に回ることに。カザフスタン代表アルマン・チルマノフとの3位決定戦に挑むが、試合中に左足を負傷。その場で治療が行われたが、定められていた治療時間1分を超過したことで失格に。その判定に抗議するも受け入れられなかったマトスは審判の顔面に蹴りを浴びせた。事態を重く見た世界テコンドー連盟はマトスとコーチを永久資格停止処分とした。マトスは2000年のシドニー大会で金メダルを獲得、2004年のアテネ大会では初戦敗退に終わっていた。
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