【まとめ】ユアン・マクレガーのお洒落コーデ7
これまで『Safari Online』で紹介してきたユアン・マクレガーのお洒落な着こなしをまとめてお届け。コーデの参考にしてみて!
Ewan McGregor
[ユアン・マクレガー]
ロサンゼルスで見かけたユアンは、一目でバイク好きとわかるキャラ付けコーデ。スタンドカラーのドライビングジャケットで、乗っているバイクの種類も想像できるカフェレーサースタイル。大都会LAということもあり、パンツはタフすぎないように白パンツで爽やかさを加味している。大人っぽい雰囲気も醸していて、さすがユアン、洒落者です!
ニューヨークのホテルを訪れたユアンは、ジャケットに白パンツというカジュアルな装い。けれども随所にユアンらしさが生かされていて、たとえばジャケットの襟はピークドラペル仕様。これはテーラードジャケットの代表的なラペル=襟のひとつ。カジュアルななかにも品を感じさせるのが、このおかげ。スキニーパンツは、くるぶし上の丈にしてブーツに合わせるといった上級テクも披露。さらにインナーのTシャツをネイビーにして、ちょっとした色のリズムを作っているのも見逃せない。そのほかシューレースを巻いてパンク風に仕上げていたり、黒マスクのヒモがベージュだったりと、とことんユアンのこだわりが感じられる着こなし!
大胆なロールアップでお洒落感を出したユアンだが、これにシンプルな白スニを合わせることで、さらにすっきり軽快な印象に仕上げている。実はトップに着たブルゾンもデニム素材。つまりデニム・オン・デニムのスタイルなんだけど、足元をすっきり見せるユアン流の着こなしなら暑苦しさもなく、爽やかで大人っぽい雰囲気になっている。
デニムのシルエットは細身のストレートだが、これを10cm弱ロールアップして“足首見せ”。それによって赤の入ったソックスがアイキャッチになって、お洒落度がグッとアップしている。トップにグレーパーカを合わせたラフな着こなしだけど、足元は革靴というのも面白い。裾をロールアップすることで、テッズやモッズのような英国流ストリートの感性を加えているのがユアンらしい。
褪せ黒デニムをロールアップでこなして、都会的かつ軽快な雰囲気にまとめたユアン。淡グリーンのブルゾンと白Tという軽快なトップだからこそ、足元も軽くしてバランス調節する必要があったのか。もしこれで足元が重かったら、ちょっとチグハグな着こなしになっていたかも。そして首元には赤のバンダナをクルリ。このあたりの小物使いも、さすがはお洒落上手といったところだ。
デニム・オン・デニムって、一歩間違うと野暮ったく見えてしまう。でも、このユアンはどう? 今どき演出に成功している秘訣は、ジャストフィットの上下を選んでいること。パンツの方を淡青にし、軽快さを出しているのもいいセレクトだ。さらに、足元まですっきり見せるためにブーツを上まで見せて無造作にロールアップしているのもかっこいい!
洒落者の間でよく見られるのが、“スタンスミス”をスーツやジャケットに合わせるコーデ。スマートなフォルムの“スタンスミス”だからこそ、そんな着こなしもサマになる。コチラのユアンも、今どき感のあるサルエル風シルエットのセットアップに、くるぶし見せで“スタンスミス”をコーディネート。これならモードっぽくなりすぎず、明るく爽やかなドレスダウン・スタイルに仕上がる。Tシャツが黒なだけに、足元を白で軽やかに見せているのも大正解だ。