映画の定番ギミックのひとつに、“自動的にトラップが作動する”という装置がある。のちの多くの作品に影響を与えたといわれているのが、1977年にインディアナポリスで起きた、63時間にも及ぶ前代未聞の人質立てこもり事件だ。犯人のトニーは、自分の首と人質の首をショットガンとワイヤーで固定し、ヘタに動けば発砲するという状況を作り、警察を制圧。人質に銃を突きつけたまま生中継で記者会見を行い、当時のアメリカ社会に強烈な心理的恐怖を植えつけたのだ。そのトニーを演じているのが、ビル・スカルスガルド。「トニーには優しさがあり、母親を思い出して泣くような、どこにでもいる人」だとビルが語るように、犯人であるトニーを人間味あふれる人物として演じている。不動産会社に騙され暴走した市民は、テロリストか被害者か。世論を真っ二つに引き裂いたこの事件、あなたはどうジャッジする?
監督 : ガス・ヴァン・サント
出演 : ビル・スカルスガルド、デイカー・モンゴメリー
7月17日(金)より全国公開
配給 : KADOKAWA © 2025 Starlight Digital Ventures, LLC. All Rights Reserved.









































































