【ネットフリックス】キーラ・ナイトレイ主演『ブラック・ダヴ』は一瞬先もわからないスパイドラマ!
- SERIES:
- 今週末は、この映画に胸アツ!
- TAGS:
- 今週末は、この映画に胸アツ! Culture
配信がスタートしたばかりのドラマが、どんな評価なのか? もしシーズン2、つまり続編の製作が決まっていたら、とりあえず高評価と判断していいかも。この『ブラック・ダヴ』は2024年12月5日に配信が始まり、わずか1カ月後にシーズン2の製作が発表された。それだけ配信直後から破格の人気を得たということ!
『ブラック・ダヴ』はスパイドラマ。これまでも多くの名作が生まれたこのジャンルながら、かなり新鮮な興奮と驚きを届けることに成功した。スパイものといえば、ジェームズ・ボンドやイーサン・ハントなどの活躍が思い浮かぶが、主人公たちのキャラ設定にもオリジナリティが溢れているうえ、次々と不測の事態やアクシデントが発生。一瞬先もわからないテンポの良さもあって見入ってしまうはず。メインの登場人物は2人。キーラ・ナイトレイが演じるヘレン・ウェブは、次期イギリス首相の候補とされる国防長官の妻。2人の子供を持つ母だが、“ブラック・ダヴ”という謎のスパイ組織のエージェントでもある。そしてベン・ウィショーが演じるサムは、スゴ腕の殺し屋。ブラック・ダヴだけでなく、多くのクライアントから仕事を引き受ける。最難関のミッションに挑む、男女のバディムービーのようなノリも本作の魅力だ。
ヘレンの不倫相手と、その仲間が何者かに殺され、同時にイギリスの中国大使の死亡事件が、対イギリス、対アメリカという緊迫の国際問題に発展……というストーリー。ヘレンの“オモテ”の顔と“裏”の顔の二重生活、そして不倫に溺れる素顔が、与えられたミッションに深く関わっていき、予断を許さない。追い込まれたシーンでの、キーラ・ナイトレイの瞬発的アクションにはシビれるばかり! 一方のベン・ウィショーは、「007」シリーズのQ役での頭脳派エージェントとは一変。こちらもスーパー級のスパイ技を繰り出し、エモーショナルな運命も名演する。メインの2人以外にも、女性殺し屋コンビなど出てくるキャラが強烈&独自のインパクトでシーンを支配する。MI5やMI6、CIAも絡む攻防、主人公たちの超クールな仕事っぷり、冬のロンドンの映像美と、多くの見どころがぴたりとハマり、ノンストップの一気見、必至かも!
『ブラック・ダグ』配信中
制作/ジョー・バートン 出演/キーラ・ナイトレイ、ベン・ウィショー、サラ・ランカシャー、アンドリュー・バカン 配信/ネットフリックス
2024年/アメリカ/全6話
●こちらの記事もオススメ!
【2025年の洋画ヒット展望③】メガヒット間違いなしのシリーズ最新作が続々公開!
Stefania Rosini/Netflix
© 2023 Netflix, Inc.