『スパイダーマン』俳優トム・ホランドの、お洒落レベルが高い普段着とは?
1月7日(金)公開の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』。欧米では12月から公開されていて、世界興行収入がなんとすでに10億ドル(約1140億円)を突破。マーベルシリーズの中でもかなりのヒット作になっていると、大きな話題になっている。そして、そんな人気作の主演を務めるのが、若手俳優トム・ホランドだ。
1996年生まれで、現在25歳のトム。すでに公開済みの『スパイダーマン』シリーズや『アベンジャーズ』シリーズを見てもその演技力はかなりのもの。かわいらしいルックスのせいか、女性ファンがとっても多い。さて、そんなトムだが、普段のファッションをチェックしてみると、カジュアルな着こなしがかなりお洒落。それではさっそく、気になるスパイダーマンの普段着(?)を覗いてみよう。
コンサバ見えを回避した、上手なニット着こなし!
まずは、ざっくりニットのコーデから。無地のニットはちょっとコンサバに見えるせいか、実は敬遠している人もいるのでは? でも、トムはそんなアイテムを見事にカジュアル姿に活用。注目したいのはボトム選びだ。トムはゆとりのある太いチノパンを選ぶことでコンサバ見えを回避。これが細身のテイパード系だと、全体的に上品すぎて面白みに欠けるってもの。加えて足元には、上品なコート系スニーカーではなく〈ナイキ〉のハイテク系スニーカーを合わせているのもポイント。朱色のような絶妙に褪せたカラーリングのニットを選んでいるのもお洒落だが、この2つのポイントのおかげで、コンサバ見えを上手に回避。しっかりと今どき感も演出できているのはさすが。
ぶら下げたのはミニバッグではなく〈ライカ〉!
パーカに味デニムの定番アメカジスタイルを披露したトム。なんだけど、なにかを赤いストラップでぶら下げてアクセントを作っている様子。ひょっとしてこれは流行のミニバッグ?
と、思いきや、別角度からの写真をチェックするとこれがカメラだと判明。お洒落セレブの中には、確かにトムのようにカメラをぶら下げて、コーデにアクセントを作っている人がチラホラ。彼もそんなテクを使っているみたい。しかもそれが〈ライカ〉。彼が選んだモデルは写真から察すると、ライカM10-Rブラッククロームで、お値段115万5000円というシロモノ。レンズやストラップにも彼のこだわり度が窺われ、ブランド的にもお洒落じゃない?
シンプル派が参考にしたいレイヤードテク!
最後は彼の巧みなレイヤードテクに注目。シャツジャケ自体もコットンギャバジン風のハリのある表情で、ちょっと個性的なデザイン。そんなインナーには、黒のパーカをチョイス。イエローのあざやかさを際立たせたレイヤードを披露している。大体はこのへんで仕上げるところだが、彼はその下からさらにグリーンのTシャツをチラ見せ。主役のイエローを邪魔にしないくらいのトーン選びも巧みで、コーデの表情をより豊かにしている。
というわけで、彼のファッションチェックはここでおしまい。あとは『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』で主演を務めるトム・ホランドを楽しんで!