ヴァージル・アブローがセットアップに合わせた〈ナイキ〉とは?
7月5日からパリで開催中の2021-22年秋冬オートクチュールコレクション。直近2シーズンはデジタル配信等だったものの、今回は複数のブランドが観客を導入。本来の姿が戻ってきた。そんな中、パリの街で目撃されたのが〈ルイ・ヴィトン〉や〈オフホワイト〉を手掛ける、ご存知ヴァージル・アブローだ。
遊び心ある黒のセットアップに身を包み、フォーマルな装いで歩くヴァージル。どうやら、パリにある美術館“フォンダシオン ルイ・ヴィトン”にて開催されるディナーに向かう途中のようだ。“A FORMALITY(形式的な)”の文字が施されたネクタイ、ポップなカラーのボタンが“形式的に”並んだジャケットのリンクも意味深でかなり気になるところ。だが、ここでフォーカスしたいのは、セットアップコーデに彼が選んだ黄色のスニーカー!
さっそく正体を明かすと、こちらは〈ナイキ〉ジョーダンブランドの“エアジョーダン12 ユニバーシティゴールド”というモデル。2020年7月に発売されたものだ。
ヴァージル・アブローのインスタグラムより
1996年の初期モデルから採用されている放射線状に伸びるステッチと1枚革レザーのアッパーが特徴的なデザインをベースに、ブラックとユニバーシティゴールドというカラーで彩色した1足。“エアジョーダン12”自体ボリューミーでストリート色強い1足だが、このモデルは黒の面積が広いので、見た目にスタイリッシュ。ヴァージルのように黒のセットアップに合わせてもすっと馴染んでくれるし、ユニバーシティゴールドがポイント的に目立つから、コーデに表情が生まれているのはご覧のとおり。
黒のセットアップと相性がよくて、コーデのハズしにも有効なこちら。真似すれば、ヴァージルのようなお洒落オーラを纏えるかも⁉