新作の〈ベル&ロス〉で“泣かせる”のは、
コクピットの臨場感!?
先日、東京都心の上空を航空自衛隊のアクロバットチーム“ブルーインパルス”が飛行。これは新型コロナウイルスの対応に当たる医療従事者に敬意と感謝を示したもの。白いスモークで6本のラインを描いていく姿に、あらためて大空へのロマンを感じた人も多いのでは? そこで、そんな気持ちをさらに盛り上げてくれるアイテムがあるのでご紹介したい。それが〈ベル&ロス〉の新作BR03-92 H.U.D。ご覧のように、文字盤がまるで戦闘機のコクピットのような仕上がり。というのも、こちらはパイロットが飛行中に必要な情報を得るために使用するヘッドアップディスプレイ(略すとH.U.Dね)をモチーフにしているから。蛍光グリーンとブラックの組み合わせが、なんとも男ゴコロをくすぐる1本!
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コクピットの計器から着想を得たモデルとして思い出されるのが、2005年に発表された〈ベル&ロス〉のBR01。正方形の角顔ケースに丸い文字盤というタイムピースは、もはやブランドを代表するモデルのひとつ。その後も〈ベル&ロス〉は、航空計器パネルを新たに解釈した斬新なモデルを続々と発表してきたのだが、その系譜を継ぐ最新作となるのが、BR03-92 H.U.Dだ。
特徴は、もちろん蛍光グリーンの文字盤。なんだか昔のコンピュータのディスプレイを思わせる見た目だが、その秘密は風防のサファイアガラスにある。まずグリーンに着色を施し、さらに裏側から、これまたグリーンの色素でコーティングをしているのだとか。さらに、裏面には4つのブラケット(カギ括弧のような印のこと)をプリント。H.U.Dらしさを演出している。
風防の下にあるブラックの文字盤にも、ひと工夫あり。針は分と秒を表示。時間はというと、ディスク上に表示された三角のグリーンマーカーが指し示すという具合だ。針やインデックス、目盛り、ロゴなどには、グリーンのスーパールミノバ加工を施していて、高い視認性を確保。4時位置と5時位置の間には、日付表示を装備。ケース素材にはセラミックを採用していて、軽量かつ傷がつきにくいため、日常使いにも優れた仕様となっている。
世界限定999本。ケースサイズ42×42mm、自動巻き、セラミックケース、ラバーストラップ、100m防水。48万円(ベル&ロス/ベル&ロス ジャパン)
マットな質感のボディと、暗闇でも目を引く蛍光グリーンの文字盤がなんとも個性的な〈ベル&ロス〉のパイロットウォッチ。「蛍光カラーだと派手かも」なんて、ご心配はいりません。シックで落ち着いたモノトーンコーデに、こちらのタイムピースを手元に置けば、絶妙なアクセントに。差し色として着こなしに変化をつけられる、心強い相棒になってくれるに違いない。
ただし、こちらは世界限定999本。6月発売なので、気になる人はチェックをお忘れなく!
●ベル&ロス ジャパン
TEL:03-5977-7759