〈オメガ〉の『007』コラボ時計に、
D・クレイグらが出したリクエストとは?
4月10日(金)に、ついに劇場公開される映画『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』。これでシリーズ25作め。ジェームズ・ボンドを演じるダニエル・クレイグが本作で降板するのでは?と噂されている話題作だ。で、作品の内容はもとより、時計好きが気になるのはボンドが劇中で着用する〈オメガ〉の新作タイムピースだが、それが、こちらの“シーマスター ダイバー 300M 007 エディション”。ダニエルの意見も大いに反映されているというプレミアムな1本だ。「では、さっそく予約しないと!」な〜んて、鼻息を荒くしている人も多いだろうが、ご安心を。なんと定番モデルとして、リリースされるそう!
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〈オメガ〉の新作ボンド ウォッチが“シーマスター ダイバー 300M 007 エディション”。その特徴は、ダニエル・クレイグや映画製作陣からのアイデアが生かされている点。特に、ダニエルのこだわりが形となっているようだ。
「今回のデザインについて、ミリタリーを背景に持つジェームズ・ボンドのような男にとっては軽量化された時計がキーポイントになる。また時計に個性的なエッジを効かせるために、ヴィンテージ風のデザインとカラーも提案した」
そう彼が語るように、軽量化を図るためケースとブレスレットの素材にはチタンを採用。軽いうえに耐傷性に優れているため、迅速に行動し、命がけの戦闘も辞さないスパイにはうってつけの仕様だろう。さらに、より軽〜い1本にするため、ダイヤルとベゼルリングにはアルミニウムが用いられている。
そして見た目のクラシックさにもご注目を。シーマスター ダイバー 300Mコレクションのダイヤルには通常、波模様が施されている。けれども、ご覧のようにこちらは無地のマットブラック仕上げ。タフで男らしいうえに、ほかとは違うスペシャル感があるのも嬉しいところだろう。
ベゼルの目盛りやインデックスにはトロピカルブラウンを配色。ミラネーゼブレスと相まって、ダニエルが言うように味のあるヴィンテージ感を醸している。
もちろん上品さも兼ね備えているので、ボンドガールのような魅力的な女性とデートする際にも活躍してくれるはず。
ケース径42mm、自動巻き、チタンケース&ブレス、300m防水。99万円(オメガ/オメガお客様センター)
「定番モデルになったのは嬉しいけど、『007』らしさが見当たらない……」そう残念に思うのは早計。ケースバックには、『007』ファンには嬉しい仕掛けが。軍用時計のように、いくつもの数字が刻印されているのだが、その中にある“007”がボンドのエージェントナンバー。“62”は第1作め『007/ドクター・ノオ』が公開された年を表している。作品ロゴも抜かりなくプリントされている。
発売は2月と、映画公開前にお目見え。ということは、こちらの1本を左手に着用して劇場を訪れることも可能。空いている右手で、ボンドガールをエスコートすることもお忘れなく!?
“0552”は海軍所属のコードナンバー、”923 7697“はダイバーズウォッチ、”A“はねじ込み式のリュウズを意味している
ストラップは、チタンブレスレットまたはNATOストラップから選択が可能。NATOストラップの場合、価格は87万円。写真左の特製ファブリック ポーチが付いてくる
@gregwilliamsphotography
●オメガお客様センター
TEL:03-5952-4400