【デニム】お洒落セレブが披露した“貫禄ストレート”の取り入れ方!
ちょっと前までセレブ御用達のデニムといえば、細身かテイパード系。見た目にスタイリッシュなフォルムが主流だったけど、どうやら最近ではそんな傾向にも変化あり。台頭してきているのが、フィット感に余裕のある“貫禄ストレート”だ。
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快適という点でみると、最近のデニムはストレッチ素材を多用。たとえ細身でも快適なフィット感が味わえるので、単に快適さを求めるならそれでも十分なはず。でも、ストレートフィットには、シルエットの余裕からくる風通しのよい快適さがアリ。それにちょっと太めなぶん、堂々とした貫禄魅せができるのも細身タイプと違う点だ。で、そんな貫禄ストレートをお洒落セレブはどのように生かしているのか? まさに着こなし見本となるので、是非ともチェックしてみて!
Joe Jonas
貫禄ストレートが一番映える着こなしは、人気バンド“ジョナス・ブラザーズ”のジョーを見るとよくわかる。近頃、ヴィンテージ系アメカジにハマっている様子の彼。写真を見ると、リラックス感たっぷりのサテン地の開襟シャツに白タンク、そこにストレートデニムを合わせて貫禄たっぷりに着こなしている。何年代風というのは、もはや野暮な話だけど、とにかくヴィンテージテイストあふれる雰囲気に貫禄ストレートが貢献しているのは明らか。とはいえ古臭いだけにならないよう、彼はシャツの色と上手に合わせた〈ナイキ〉で今どき感もしっかり出しているのがポイント。これからの開襟シャツ着こなしのお手本がコレ!
こちらは古着っぽいブルゾンにストレートデニムを合わせたジョー。色褪せたブルゾンとデニムのトーンが見事にマッチ。野暮な印象にならないよう、白タンクと真っ白スニーカーで爽やかなヌケ感を出したのはさすがだ。その中で注目したいのはデニムの丈。最近人気のくるぶし丈だが、ジョーも例にもれず軽やかな足元を演出。このへんも上手い!
G-Eazy
リラックス感の演出にストレートデニムは必要不可欠。そのへんをよくわかっているのが、ラッパーのジー・イージー。彼が選んだデニムは前と後ろで生地の濃さが違うリメイク風の1本。さりげに個性を出しながらも、流行りのバケットハットとスウェットシャツを合わせて、さらにリラックス感を盛り上げている。それにしても無造作に出した白Tや、スリッポンのようにゆる~く履いたスニーカーも見事に脱力感あり。全体がまとまった雰囲気に見えるのはまさにそのおかげ。普通に見えて計算づくと見た!
Brooklyn Beckham
4月9日に婚約中のニコラ・ペルツとめでたく結婚したベッカム家長男のブルックリン。ネイビーのゆったりブルゾンに合わせるようにストレートデニムを選択した。比較的ゆったりとしたトップにゆったりストレートデニムを合わせるのは、今どきセレブの鉄板。ネイビー×白のシンプルカラーで着こなしたときこそ、今どきシルエットで魅せるという好例といえそう。
Rafferty Law
俳優ジュード・ロウの息子で、ミュージシャンのラファティ。足元から覗く赤いソックスと〈モンクレール〉のパーカにあしらわれた赤ラインをリンクさせ、遊び心あるスポーティな着こなしを披露した。やはりリラックス感のあるパーカと淡青ストレートデニムに今どき感アリ。ちなみに、スニーカーを含めスポーティなアイテムとデニムを合わせる場合、彼のように裾をくるぶし上までロールアップすると、余裕の雰囲気はそのままに軽快さが増すというもの。まさにスポーティなパーカ合わせでは欠かせないテクなので、是非参考にしてみて!