進化・復活した〈オメガ〉初代スピードマスター。
アップデイトの要点は業務も時計もスリム化にあり。
業務のスリム化は常に優先課題。より身軽になると、様々な面で効率化が進むのだから侮れない。それは時計の世界でも然り。たとえば今回ご紹介するスピードマスター ’57は、初代スピードマスターのデザインを受け継ぎつつも外装をスリム化。豊富なカラー展開に加え、中身も大幅にスペックアップすることで、新時代へと対応する。
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[スピードマスター ’57]
ダイヤルは、ブルー、バーガンディ、グリーン、そしてサンドブラスト仕上げが施されたブラックの4色のバリエーションで展開。ムーブメントは“コーアクシャルマスタークロノメーター キャリバー9906”で、その美しい仕上げをサファイアクリスタルのケースバックから目で楽しむことができる。ケース径40.5㎜、手巻き、SSケース、5気圧防水。上、中右:レザーストラップ各114万4000円、中左、下:SSブレス各118万8000円(以上オメガ/オメガお客様センター)
名品時計を身につける喜びは、なにものにも代えがたいもの。特にそれがビジネスシーンなら、仕事に対するモチベーションを左右する存在になりえることもある。世界で最も有名なクロノグラフである〈オメガ〉の“スピードマスター”はまさにそんな時計のひとつ。そして1957年の誕生から65年を迎えた今、この名品ウォッチがスタイリッシュに進化し、多くのビジネスマンからの注目を浴びている。
初代モデルのデザインを継承しながらも、ディテールをモダンにアップデイトしたこの新しい“スピードマスター ’57”。以前のモデルとの大きな違いは手巻きムーブメントを採用することでケース厚がシュッとスリムになったこと。同時にベゼルもスリム化し、本来スポーティな印象のクロノグラフに軽快さとエレガントさが加わった。
また、4色展開となったダイヤルカラーも深く落ち着いたトーンが絶妙で、今どき感あり。クラシックな時計デザインの魅力をさらに引き出す効果もあるため、間違いなくエグゼクティブクラスのスーツ映えも約束してくれそうだ。あとは、こんな時計をかっこよくつけこなせるよう、ご自身のスリム化もお忘れなく。
●オメガお客様センター
TEL:03-5952-4400
『Urban Safari』Vol.30 P22掲載
photo : Tomoo Syoju(BOIL) styling : Kan Nakagawara(CaNN) text : Kayo Okamura composition : Keiko Oshima