ビジネスの山場でつけたい、貫禄ブランドの新作10選!
リモートワークが多いとはいえ、やはりビジネスの山場では対面での会合も必要になってくる。そんなときに貫禄を演出してくれるのが、品格を備えた時計。見た目を整えて、主役である雰囲気を纏えば、会合の主導権も握れるに違いない。
- TAGS:
- Urban Safari Watches オーデマ ピゲ オメガ パテック フィリップ カルティエ
[カルティエ]
パシャ ドゥ カルティエ
© Cartier
7月発売予定。〈カルティエ〉自社製のクロノグラフムーブメント、キャリバー1904-CH MCを搭載。ケース径41㎜、ケース厚11.97㎜、自動巻き、SSケース&ブレス、10気圧防水。予定価格110万8800円(カルティエ/カルティエ カスタマー サービスセンター)
待望のクロノグラフモデルが誕生。
1940年代にマラケシュのパシャ(太守)エル・ジャヴイ公が〈カルティエ〉に製作を依頼した防水時計が由来のコレクション。昨年、リニューアルされ、再び人気となった。今年は待望のクロノグラフモデルが仲間入り。インダイヤルとプッシュボタンが存在感抜群で、洗練さの中にも貫禄が備わった1本に。ムーブメントは自社製の最新仕様。クイックスイッチシステムを採用し、レザーストラップへの交換も簡単。時間のない朝でも装いに合わせてすぐに変えられる。
[オーデマ ピゲ]
CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ クロノグラフ
ストラップは従来のアリゲーター製から、テキスタイルパターンが施されたラバー製に変更。カジュアルさが加味された。ケース径41㎜、ケース厚12.6㎜、自動巻き、18KWG&ブラックセラミックケース、ラバーストラップ、30m防水。495万円(オーデマ ピゲ/オーデマ ピゲ ジャパン)
ミドルケースを採用した1本。
CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲの最新モデルが、こちらのクロノグラフ。ホワイトゴールドのベゼルとラグに、軽くて頑丈なセラミック素材のミドルケースを組み合わせている。素材を替えることで、ケースに立体感が生まれ、いっそうお洒落な印象に。ヘアライン仕上げが施された文字盤には、ダークグレーを配色。上品かつ個性的な見た目なので、対面でのワークシーンでは、相手を圧倒できそう。ケースバックから自社製フライバック・クロノグラフムーブメントが眺められる。
[パテック フィリップ]
カラトラバ “クルー・ド・パリ” Ref.6119
新型ムーブはハック機能付き。日差マイナス3秒~プラス2秒と高精度。ケース径39㎜、ケース厚8.1㎜、手巻き、18KRGケース、アリゲーターストラップ、3気圧防水。339万9000円(パテック フィリップ/パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター)
新型の手巻きムーブメントを搭載。
1932年の初代モデルからシンプルな美しさで世界の時計ファンを魅了している丸型ウォッチ、カラトラバ。この最新の手巻きモデルでも、伝統のホブネイル仕上げのベゼル、スモールセコンドは健在。変わらぬ気品さを漂わせている。一方で、ムーブメントは新型を採用。2つの香箱を持つキャリバー30-255 PSは、約65時間(これまでは約44時間)のパワーリザーブを実現している。タフな一面は、ビジネスマンにとって強い味方となるはず。ケースはシースルーバック仕様。
[ヴァシュロン・コンスタンタン]
オーヴァーシーズ・エクストラフラット・パーペチュアルカレンダー
9月発売予定。高級感のあるブルー文字盤に配置された4つのインダイヤル。そのバランスの美しさは、永久カレンダーモデルでも随一。ケース径41㎜、ケース厚8.1㎜、自動巻き、18KWGケース&ブレス、5気圧防水。参考価格1267万2000円(ヴァシュロン・コンスタンタン)
待望のブルー文字盤が誕生。
世界を旅するセレブのためにブランドが作ったオーヴァーシーズ コレクション。その新作は、ケース厚8.1㎜という感動的な薄さを実現したエレガントな永久カレンダーモデル。初のホワイトゴールドケース&ブルーの文字盤を採用していて、これまでにない品格ある1本に仕上がっている。薄型ケースなのでジャケットの袖口に引っかかる心配がなく、スマートなのが嬉しい。ストラップはレザー製とラバー製を付属している。
[ジャガー・ルクルト]
レベルソ・トリビュート・ノナンティエム
セミジャンピングアワーモデル。
独自の二重反転ケースを持ち、2つの顔と機能が楽しめるレベルソ。アールデコスタイルの角型時計は、誕生から今年で90周年。記念イヤーの新作となるこちらは、表の文字盤に加え、もうひとつの文字盤にご注目。デジタルセミジャンピング式の時表示とディスク式の分表示を備える。さらにゴールドの太陽と月が地平線の上を通過することで昼夜を表示と、実にロマンチックな仕様。ケースはピンクゴールド製。ゴドロン装飾があしらわれていて、気品たっぷり。
[ピアジェ]
アルティプラノ アルティメート オートマティック
レールの上をウエイトが回転する、ブルーのCVD加工とグレーのPVD加工によるゴールド製ペリフェラル式自動巻き機構を搭載。ケース径41㎜、ケース厚4.3㎜、18KWGケース、アリゲーターストラップ、2気圧防水。365万2000円(ピアジェ/ピアジェ コンタクトセンター)
大人を魅了する自動巻きウォッチ。
ケース厚わずか4.3㎜という世界最薄記録を持つ自動巻きモデル。その秘密は、ホワイトゴールド製のケースバックを、219個のムーブメントの構成部品を取り付ける地板としても使うという独自の構造にある。オフセンターの時分表示、ダブルとシングルを交互に配したバトン型インデックスなどアルティプラノ コレクションらしい表情が印象的。ピアジェブルーでカラーリングしたお洒落で品のあるタイムピース。
[オメガ]
デ・ヴィル トレゾア パワーリザーブ
9月発売予定。新キャリバー8935はパワーリザーブを72時間に延ばし、超耐磁性とコーアクシャル脱進機による優れた精度と耐久性を両立。ケース径40㎜、ケース厚10.07㎜、18KYGケース、アリゲーターストラップ、30m防水。205万7000円(オメガ/オメガお客様センター)
美しくスリムなクラシック時計。
トレゾアとは、“伝説の傑作”として絶賛される直径30㎜の手巻き機械式ムーブメントを“宝物=トレジャー”に見立てた1949年モデルに由来するネーミング。この新作はその精神を継承。高精度と優れた耐磁性を備える最新の手巻きムーブメントを搭載している。スモールセコンドに加えて12時位置にパワーリザーブ表示を配置。1950年代のシンプルウォッチを彷彿させるクラシックな装いがなんとも素晴らしい。ケースは18Kイエローゴールド製と、ラグジュアリーさも備える。
[ A.ランゲ&ゾーネ]
ランゲ1・パーペチュアルカレンダー
ひと目でわかるアイコン性の高さに加えて、文字盤のグレーとケースのピンクゴールドの色合わせも魅力的。ケース径41.9㎜、ケース厚12.1㎜、自動巻き、18KPGケース、アリゲーターストラップ、3気圧防水。予定価格1196万8000円(A.ランゲ&ゾーネ)
待望の永久カレンダーモデル登場。
ブランドの顔、ランゲ1のパーペチュアルカレンダーモデル。独自のアウトサイズ(大型)デイト表示を備えた非対称な文字盤デザインが実にお洒落。外周部には月を表示する月次リングを配置している。さらに7時位置には、ムーンフェイズ表示と一体化させた昼夜表示を備えるなど、独自のスタイルとメカニズムが光る。ケース素材は18Kピンクゴールド製と、ラグジュアリー感が漂う見た目。これなら会合の場でも、大人の余裕と貫禄をアピールできること請け合い。
[ゼニス]
クロノマスター リバイバル マニュファクチュール エディション
日本ではオンラインブティック(https://www.zenith-watches.com)限定で発売。ケース径38㎜、ケース厚12.6㎜、自動巻き、SSケース、アリゲーターストラップ、5気圧防水。103万4000円(ゼニス/LVMHウォッチ・ジュエリージャパン ゼニス)
ついに日本に上陸。
インダイヤルにある3色のブルーが印象的なクロノグラフ。これは、〈ゼニス〉本社工房で新たに発見されたプロトタイプの文字盤を採用したもの。ポンプ式プッシュボタンを備えるなど、デザインも1969年に発売した伝説的モデルA386を忠実に再現している。ムーブメントは、こちらもオリジナルと同様にエル・プリメロを搭載。ブラックのアリゲーターストラップが時計全体の印象をキリッと引き締めている。
[ブライトリング]
プレミエ B15 デュオグラフ 42
リュウズの上にスプリットセコンド針を操作するプッシュボタンを配置。ムーブメントはキャリバーB15を搭載。ケース径42㎜、ケース厚15.3㎜、18KRGケース、アリゲーターストラップ、100m防水。238万7000円(ブライトリング/ブライトリング・ジャパン)
手巻きモデルの現代版。
1960年代以前の手巻きのクロノグラフモデルには、“精密機器”らしい味わいがあった。その当時のモデルに着目したのがこちらの1本。自社開発製造ムーブメントをベースに手巻き化したムーブメントを採用。デュオグラフとはスプリットセコンド機構のことで、2つの経過時間を同時に計測する機能のこと。文字盤中央にある2つのクロノグラフ秒針がその証だ。レッドゴールドケースと黒文字盤の組み合わせが、絶妙な味わい深さ。大人にこそふさわしいタイムピースだろう。
●カルティエ カスタマー サービスセンター
TEL:0120-301-757
●オーデマ ピゲ ジャパン
TEL:03-6830-0000
●パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター
TEL:03-3255-8109
●ヴァシュロン・コンスタンタン
TEL:0120-63-1755
●ジャガー・ルクルト
TEL:0120-79-1833
●ピアジェ コンタクトセンター
TEL:0120-73-1874
●オメガお客様センター
TEL:03-5952-4400
●A.ランゲ&ゾーネ
TEL:03-4461-8080
●LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス
TEL:03-5635-7036
●ブライトリング・ジャパン
TEL:0120-105-707
『Urban Safari』Vol.22 P20~21掲載