新型Audi A3とともに郊外の美術館へ。
建築とアートに魅せられる“静かで美しい”休日を。
初夏の爽やかな気候に誘われて、気晴らしに出かけたい気分。さて、どこへ行こう? 自粛のライフスタイルも1年間の経験を積めば、注意すべきポイントもわかってくるものです。屋外で(できれば自然の中)、大声をあげる必要のない静かな環境などの条件を考えると、郊外にある美術館がおすすめです。
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今回ここでご紹介する美術館は、どれも有名建築家が手掛けたところです。特別展や常設展も楽しみですが、ピクニック気分で建築美を鑑賞するだけでも行く価値があるといえるでしょう。もちろん移動は、多数の人が乗る公共交通機関を避けて、クルマ移動がベター。そして感性を刺激する場所には、フルモデルチェンジした新型〈アウディ〉A3がぴったり。ダイナミックに洗練度を増したボディデザインには、鑑賞できる美しさが宿り、美術館に向かう気分をより盛り上げてくれそうです。この週末は車窓を流れる緑を楽しみつつ、美術館ドライブへと繰り出しませんか?
01
ホキ美術館
巧みなレイアウトと自然光で写実絵画を生き生きと。
日本初、世界的にも貴重な写実絵画専門美術館。巨匠から若手まで約60名の作家による500点を収蔵。最長80mの四角い回廊を重ねたような建物は、隣の“昭和の森”と一体化したよう。自然光を巧みに取り入れ、森の中を散策する気分で鑑賞できる。
02
MIHOミュージアム
ルーブルのピラミッドの建築家による桃源郷。
滋賀県信楽の山中に、緑に埋もれるように佇む。ルーブル美術館のガラスのピラミッドで知られる建築家I.M.ペイがデザインを担当。三角形を幾何学的に組み合わせた建物は、天井のガラスから光が降り注ぐ。日本から古代オリエントにわたる3000件を収蔵。
03
MOA美術館
新旧の素材、技術が融合した今までにない鑑賞空間。
相模灘を望む、見晴らしのいい丘の上。国宝3点、重要文化財67点を含む、日本の至宝と出合える。2017年の改修時は現代美術作家の杉本博司と建築家の榊田倫之が主宰する“新素材研究所”が手掛けた。無垢の素材や伝統工法を用い、現代的なディテールに。
04
地中美術館
地中にありながら四季を感じる安藤建築。
瀬戸内の景観を損なわないようにと、建物の大半が地中にある、その名のとおりの美術館。天井からの光で、1日や四季の移ろいが作品に表情を与える。手掛けたのは安藤忠雄。クロード・モネやジェームズ・タレルなどの作品が恒久的に設置されている。
05
金沢21世紀美術館
体験型の作品も多い公園気分のガラスの美術館。
金沢市の中心部にありながら、開放感たっぷり。“まちに開かれた公園のような美術館”をコンセプトに、建物はどこからでも入りやすいよう表裏のない円形のガラス張りのデザイン。レアンドロ・エルリッヒ作“スイミング・プール”など体験型の作品にわくわく。
06
長野県立美術館
新築本館で近現代美術と信州ゆかりの作品を堪能。
“ランドスケープ・ミュージアム”がコンセプト。郷土ゆかりの美術家の作品や美しい信州の自然を描いた作品を中心に、約4600点を所蔵。東山魁夷館と本館からなり、2021年春に本館が新築オープン。これを機に、国内外の近現代美術作品も展示していく。
07
佐川美術館
比叡山琵琶湖を借景に3人の巨匠の作品が一堂に。
遠くに比叡山・比良山を仰ぎ、目前には琵琶湖。風光明媚な景色に恵まれつつ、3棟が水庭に浮かんだような建築美も秀逸。日本画家・平山郁夫、彫刻家・佐藤忠良、陶芸家・十五代樂吉左衞門、日本が誇る3人の巨匠の作品を一度に見られるのは貴重。茶室も必見。
●アウディ コミュニケーションセンター
TEL:0120-598-106
『Safari me time』Vol.4 P34-35 掲載