Homemade Dish
【ワイン編 01】栄養バランスのいい 手料理を作って、おウチで乾杯を。
近頃、家で料理する男性が増えてきているらしい。どうしてなのか、その理由はニューノーマルな生活の中での家庭の事情(?)によりけりかもしれないが、健康と免疫力のためには日頃からきちんとした栄養バランスを心がけるのが大切なのはいわずもがな。それにはインスタントよりも、きちんとした素材で作った料理のほうが心強いのではないだろうか?
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そこで、ちょっとしたビールでのおウチ飲み、あるいは家族が久しぶりに集まったときの家パーティ用の簡単手料理を紹介。まずは、飲む機会が圧倒的に多いビールの場合は、気軽に食べられるような“おつまみ”を用意。気取ってはいないけど、確実にシュワシュワに合うメニューです。また、家族の集まりでは、ワインはもちろん、フランチャコルタやシャンパンなどに合う、見た目もちょっとお洒落で、手軽に作ることのできるひと皿を。もちろん、これらのメニューは男性だけでなく、女性が作るのにもおすすめです。
赤ワインと肉料理の相性のよさはご存知のとおり。牛肉の旨味にごぼうの土っぽい風味とバルサミコのコクのある酸味が一体となったこの一品は、深みのある赤ワインにぴったり。
【材料】2人分/調理時間15分
・牛切り落とし肉…150g
・ごぼう…1本(100g)
・にんにく…1片
・サラダ油…小さじ2
・(A)しょうゆ、バルサミコ酢…各大さじ1
・(A)砂糖…小さじ2
・(A)水…大さじ1
・パセリ…適量
ごぼうはタワシなどで泥を落としてからささがきに。5分ほど水にさらして水気を取る。にんにくはみじん切り、パセリは細かく刻む。
合わせ調味料(A)をボウルに入れ、混ぜ合わせておく。砂糖が溶けきるまでしっかり混ぜておくと、フライパンに加えるときにスムース。
フライパンにサラダ油とにんにくを入れ、中火で熱してからごぼうを加えて炒める。ごぼうが透き通ってきたら、そこに牛肉を加え炒める。
肉の色が全体的に変わったところで(A)を加えて混ぜ、炒める。水気がほぼなくなったら器に盛りつけ、細かく切ったパセリを散らす。
ごぼうは皮付きのほうが香りも栄養価も高いので、泥を落として皮付きのまま使うといい。その際、水にさらして、ごぼうのアクを抜くのがポイント。
夫婦で一緒に料理を作るレシピ紹介サイト『ふたりごはん』を開設。発酵食品、旬の野菜を使ったレシピが得意分野。テレビ、雑誌や書籍、料理教室、イベント出演など多岐に活躍。
『Safari me time』Vol.2 P14掲載